宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵|豊島区上池袋の史跡

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宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵|宝永元年造立の庚申塔と地蔵尊

宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵の概要

宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵は、豊島区上池袋にある名所史跡です。宝永の庚申塔と豊島区内に現存する47基の庚申塔の一基で、宝永元年(1704)に造立された簡素な庚申塔です。同一堂内に祀られている地蔵尊は「お茶あがれ地蔵」は、江戸時代に結婚を阻まれ病死した女性の供養のために建立されたといわれています。宝永の庚申塔は、豊島区有形文化財に登録されています。

宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵
宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵の概要
名所旧跡名 宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵
みどころ -
入場時間 -
入場料 無料
住所 豊島区上池袋3-47-5
備考 -



宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵について

宝永の庚申塔と豊島区内に現存する47基の庚申塔の一基で、宝永元年(1704)に造立された簡素な庚申塔です。同一堂内に祀られている地蔵尊は「お茶あがれ地蔵」は、江戸時代に結婚を阻まれ病死した女性の供養のために建立されたといわれています。

境内掲示による宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵の沿革

庚申信仰は、六〇日に一度おとずれる庚申の日に講を開いて延命息災を祈るもので、江戸時代から庶民の間で行われるようになった。
豊島区内の庚申塔は、現在四七基確認されているが、そのうち三六基がもとから豊島区域内に建てられていたもので、この庚申塔もそのうちの一つである。
宝永元(一七〇四)年に建てられたこの庚申塔は、方形の石柱の頭部に笠を置く簡素な造りで、正面に「一字金輪」をあらわす梵字と「奉供養庚申塔息災祈所」という文字が刻まれている。平成元(一九八九)年に豊島区有形文化財に登録された。
庚申塔と同じ堂内にある地蔵は「お茶あがれ地蔵」と呼ばれ、江戸時代に結婚を阻まれ病死した女性の供養のために建立されたといわれている。現在も地域の人々により、大切に守られている。(豊島区教育委員会掲示より)


宝永の庚申塔とお茶あがれ地蔵の周辺図