穏田神社|渋谷区神宮前の神社

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穏田神社|第六天社と称して隠田村の鎮守

穏田神社の概要

穏田神社は、渋谷区神宮前にある神社です。穏田神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代には第六天社と称して隠田村の鎮守社であったといい、明治維新の後隠田神社と社号を改めたといいます。

穏田神社
穏田神社の概要
社号 穏田神社
祭神 淤母陀琉神、阿夜訶志古泥神、櫛御食野神
相殿 -
境内社 稲荷神社
例祭日 例祭9月9日
住所 渋谷区神宮前5-26-6
備考 旧隠田村鎮守



穏田神社の由緒

穏田神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代には第六天社と称して隠田村の鎮守社であったといい、明治維新の後隠田神社と社号を改めたといいます。

新編武蔵風土記稿による穏田神社の由緒

(隠田村)第六天社
村の鎮守とす、村持下同じ(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による穏田神社の由緒

本神社は旧渋谷区穏田の産土神として、古く天正年間(一五七三-八五)においては荒涼たる環境にあったが、徳川家康が江戸に入るや、天正十九年穏田の地を伊賀衆に賜わり給地となる。これよりこの地次第に開け、徳川時代には別当を日蓮宗の妙円寺が勤めていたが、明治維新のさい、穏田神社と改称する。明治時代になると明治四十四年社殿・神楽殿・手水舎・社務所・鳥居・石段を新築または改造する。御大典の記念事業として施設まったく完備したが、昭和二十年五月二十五日の戦災により神輿庫を除きすべて焼失し、現在の社殿は罹災後、氏子の協力と、篤志崇敬者等により社殿・末社稲荷神社・神楽殿・手水合が完成し、その後、社務許も建設され、境内も整備され、祭祀も年ごとに盛大に斎行されている。(東京都神社名鑑より)


穏田神社の周辺図