了見寺|練馬区練馬にある真宗大谷派寺院

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栄照山了見寺|昭和元年練馬説教場として設立

了見寺の概要

真宗大谷派寺院の了見寺は、栄照山と号します。了見寺は、開基井口得雄師が昭和元年、仮屋を設けて練馬説教場を設立、寺院建立許可がおりなかったため、山梨県岡部村の了見寺を当地に移して昭和17年に建立されました。

了見寺
了見寺の概要
山号 栄照山
院号 -
寺号 了見寺
住所 練馬区練馬1-18-21
宗派 真宗大谷派
葬儀・墓地 -
備考 練馬和光保育園併設



了見寺の縁起

了見寺は、開基井口得雄師が昭和元年、仮屋を設けて練馬説教場を設立、寺院建立許可がおりなかったため、山梨県岡部村の了見寺を当地に移して昭和17年に建立されました。

「練馬の寺院」による了見寺の縁起

開基井口得雄師は、富山県下新川郡真宗大谷派栄照寺に生まれ、志を立てて昭和元年上京、仮屋を設けて、故郷の人達を中心に布教活動に専念するうち、練馬近在に真宗寺院がないことを知り、ここに練馬説教場を設けた。
法座が年々盛んになるにつれ、信徒の間から寺院設立の要望が高まった。しかし当時は新寺建立、寺号の公称は制度上、きわめて困難な時代であったので、山梨県岡部村にあった廃寺に近い了見寺を移す計画が立てられ、二年半の運動の末、昭和15年3月許可がおりた。
ただちに本堂建立の計画に着手、各方面の協力を得て、昭和17年11月、現在の本堂(74坪)が完成した。
所在地には墓地が設定出来なかったので納骨所を設置、昭和9年西東京市ひばりが丘に1100坪の墓地を設定、現在約600基の墓石が安置されている。現在の境内は、本寺が経営する保育園の遊び場となっている。(「練馬の寺院」より)


了見寺の周辺図

参考資料

  • 練馬の寺院(練馬区教育委員会)