東新町氷川神社|板橋区東新町の神社

猫の足あとによる東京都寺社案内

東新町氷川神社|上板橋村字上ノ根の開村時期頃の創建

東新町氷川神社の概要

東新町氷川神社は、板橋区東新町にある氷川神社です。東新町氷川神社の創建年代等は不詳ながら、上板橋村字上ノ根の開村時期頃の創建ではないかといいます(江戸期の上板橋村鎮守は天祖神社)。明治12年村社に列格しています。

東新町氷川神社
東新町氷川神社の概要
社号 氷川神社
祭神 須佐之男命
相殿 -
境末社 稲荷神社、榛名社、太宰府天満宮、境外末社:江古田浅間神社
住所 板橋区東新町2-16-1
備考 緑ヶ丘幼稚園併設、村社



東新町氷川神社の由緒

東新町氷川神社の創建年代等は不詳ながら、上板橋村字上ノ根の開村時期頃の創建ではないかといいます(江戸期の上板橋村鎮守は天祖神社)。明治12年村社に列格しています。

新編武蔵風土記稿による東新町氷川神社の由緒

(上板橋村)
氷川社
長命寺持(新編武蔵風土記稿より)

板橋区教育委員会掲示による東新町氷川神社の由緒

御祭神速須佐之男命
上板橋村字上ノ根に鎮座し信仰を集めてきたが、その創建は明らかでない。文政6年(1823)の「上板橋村書上帳」に、「当所鎮守氷川宮但し宮居拝殿あり、御除地5反4畝歩免除1反8畝10歩」との記載がされている。明治12年村社となる。なお江古田浅間神社は当社の末社である。
境内にある資料館は、この付近一帯が都市化によりその姿を変えていくなかで、往時の姿を保存していくために有志によって昭和46年に建設され、主として旧上板橋村の南部から農具や民具などが集められた。(板橋区教育委員会掲示より)

「いたばしの神社」による東新町氷川神社の由緒

創立年月不詳。古老の口碑によれば此の地は、もと「上ノ根」(神沼)と言って「神流」の義であるという。これから察すると上板地方の本社であったろうと謂われている。文政六年十月の上板橋村書上阪によると、「当所鎮守氷川宮但し宮居拝殿あり御除地五反四畝歩免除一反八畝拾歩」とある。江古田に浅間神社という当社の末社があるが、その創建は承平元年六月某日の降雪によって、夏雲山芳原浅間と名づけて鎮座されたと謂われる。
旧社格は村社で明治十二年五月二日に定められた。(「いたばしの神社」より)

東京都神社名鑑による東新町氷川神社の由緒

鎮座年月不詳。『新編武蔵風土記稿』に氷川神社(長命寺持)村の鎮守と記されている。(東京都神社名鑑より)


東新町氷川神社所蔵の文化財

  • 東新町氷川神社郷土資料館所蔵品一括

東新町氷川神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「いたばしの神社」
  • 東京都神社名鑑