岸谷杉山神社|横浜市鶴見区岸谷の神社

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岸谷杉山神社|横浜市鶴見区岸谷

岸谷杉山神社の概要

岸谷杉山神社は、横浜市鶴見区岸谷にある杉山神社です。岸谷杉山神社の創建年代は不詳ながら、昌泰年間(898-901)の創建ではないかともいい、天正2年(1574)村の鎮守となり、天正8年当地に遷座したと言います。

岸谷杉山神社
岸谷杉山神社の概要
社号 杉山神社
祭神 日本武尊
相殿 -
境内社 祖霊社
住所 横浜市鶴見区岸谷1-20-61
祭日 8月1日(8月第一土日)
備考 -



岸谷杉山神社の由緒

岸谷杉山神社の創建年代は不詳ながら、昌泰年間(898-901)の創建ではないかともいい、天正2年(1574)村の鎮守となり、天正8年当地に遷座したと言います。

新編武蔵風土記稿による岸谷杉山神社の由緒

(生麦村)杉山社
海辺の西の方60間の余引入てあり。社地は山の上なり。里正八郎右衛門が抱地にて別当は龍泉寺なり。天正8年より前の勧請なることは分明なり。されどその初めを傳へず。前に石の鳥居をたつ。両柱の間1丈、勧請の年代詳ならず。神体は古き仮面なりと云。それも神輿の内に深く秘おきてたやすく拝することを免さざれば、いかなる面と云ことを知らず。又別当所に神体と覚しきものあり、其図右の如し。(図省略)
これ華蔓などの類が、杉山明神は式内都筑郡の神社なり夫を勧請せしなるべし。又此文によれば本地は不動尊なるべし。又棟札あり、其一は慶安3年8月24日と記し、時の御代官伊奈半十郎及び手代のものの交名をしるせり。又元禄16年2月の棟札にも伊奈半左衛門が名を記せり。例祭年々6月6日神輿を出し同11日社へかへると云。(新編武蔵風土記稿より)

神奈川県神社誌による岸谷杉山神社の由緒

杉山神社は本村関口八郎右衛門の持地にあったがもとより創立年月日は詳かでない。昌泰年中とも誌されている。天正二甲成年当村々社に位し同八年庚辰八月八日現地に建立という。元禄十六年癸末二月と万延元庚申年六月七日再建となっている。
現社殿は昭和十二年より改築に着手し同十四年に竣工した。(神奈川県神社誌より)


岸谷杉山神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿