栗木神社|横浜市磯子区栗木の神社

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栗木神社|山王社と称して栗木村の鎮守、上笹下神社

栗木神社の概要

栗木神社は、横浜市磯子区栗木にある神社です。栗木神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には山王社と称して栗木村の鎮守社だったといいます。明治6年村社に列格、明治45年に日下町笹下明神社、氷取沢町山神社、神明社、稲荷社、峰町白山神社、矢部野町金山彦神社、田中町神明神社、御嶽神社、栗木町御嶽大神、駒形神社の10社を合祀、上笹下神社と改称し、上笹下地区の総鎮守となったといいます。昭和22年被合併社が還座、栗木神社と改称したといいます。

栗木神社
栗木神社の概要
社号 栗木神社
祭神 国常立尊、天照皇大神、豊受大神
相殿 -
境内社 稲荷社
住所 横浜市磯子区栗木2-13-21
祭日 例大祭9月15日
備考 -



栗木神社の由緒

栗木神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には山王社と称して栗木村の鎮守社だったといいます。明治6年村社に列格、明治45年に日下町笹下明神社、氷取沢町山神社、神明社、稲荷社、峰町白山神社、矢部野町金山彦神社、田中町神明神社、御嶽神社、栗木町御嶽大神、駒形神社の10社を合祀、上笹下神社と改称し、上笹下地区の総鎮守となったといいます。昭和22年被合併社が還座、栗木神社と改称したといいます。

新編武蔵風土記稿による栗木神社の由緒

(栗木村)
山王社
年貢地、村の中程にあり、一丈四五尺許、高き所にあり、社は九尺二間、村民持の鎮守なり。
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石神社
年貢地、村の北寄にあり。
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駒形社
年貢地、村の北にあり。
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稲荷社
年貢地、村の北にあり。
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御嶽社
年貢地、村の東にあり、以上五社いづれも村持。(新編武蔵風土記稿より)

神奈川県神社誌による栗木神社の由緒

創立年代は不詳であるが、往古より村の鎮守として村民の崇敬をあつめ、明治初年社号を日枝神社(通称山王社)と号し、同六年村社に列格、同四十五年五月十五日に日下町笹下明神社、氷取沢町山神社、神明社、稲荷社、峰町白山神社、矢部野町金山彦神社、田中町神明神社、御嶽神社、栗木町御嶽大神、駒形神社の一〇社を合祀し、御社号を上笹下神社と改称、上笹下地区の総鎮守とせられた。大正二年七月には神饌幣帛料供進神社に指定されている。
終戦後の昭和二十二年三月、右の五ヶ町からの被合併社が町民の総意によってそれぞれ旧御鎮座地に御遷座還御せられたので、上笹下神社の御社号を現在の栗木神社に改称し、栗木町の鎮守となった。(神奈川県神社誌より)

境内石碑による栗木神社の由緒

この神社の主神は国常立尊と申し天地開闢の最初に現れた神で神世七代の第一代の神であります。
ここに祀ったのは徳川時代で村の鎮守として村民の崇敬をあつめ、明治初年に御社号日枝神社と号し、明治初年村社に列せられた。
昭和四十九年九月新編武蔵風土記より
また、明治四十五年五月十五日六ヶ村(矢部野・田中・栗木・上中里・峰・氷取沢)の各神社を合祀し上笹下神社として合同祭事を行っていた。
その後、太平洋戦争の終戦にともない昭和二十二年四月宗教法人となり再度各社を六ヶ町に分散する。
現在の栗木神社は、御嶽社・駒形社・三体の合祀からなる。
平成十年八月吉日(境内石碑より)


栗木神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿