了法寺|八王子市日吉町にある日蓮宗寺院

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松榮山了法寺|八王子七福神の新護弁財天

了法寺の概要

日蓮宗寺院の了法寺は、松榮山と号します。了法寺は、啓運院日澄が開山となり延徳元年(1489)に創建、年代は不詳ながら元八王子より当地へ移転したといいます。八王子七福神の新護弁財天です。

了法寺
了法寺の概要
山号 松榮山
院号 -
寺号 了法寺
住所 八王子市日吉町2-1
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



了法寺の縁起

了法寺は、啓運院日澄が開山となり延徳元年(1489)に創建、年代は不詳ながら元八王子より当地へ移転したといいます。

新編武蔵風土記稿による了法寺の縁起

(久保宿)了法寺
除地、三段四畝、久保寺の向にあり、松榮山と號す、日蓮宗にて、京都本國寺の末寺なり、開山啓運院日澄延徳元年に起立せり、本堂は六間に五間、日蓮及鬼子母神の像安す、境内本堂の西の方に古松一樹あり、里人鎌倉松といふ、往古鎌倉より移栽しと云、或鎌倉の古海道此邊にありしとも云、いづれか分ちがたし、當寺は昔元八王子にありし寺にて、後ここに移りしなれば、今もかの地に了法寺といふ小名残れり。
妙見祠。本堂に向て左に在。
熊谷稲荷祠。同じ並にあり、當社は元禄十四年住持日覺の時、江戸浅草に鎮座せる所の熊谷稲荷を勧請せるなりと云。(新編武蔵風土記稿より)


了法寺の周辺図


参考資料


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「八王子市史」