来迎寺。鎌倉市西御門にある時宗寺院

猫の足あとによる神奈川県寺社案内

満光山来迎寺。鎌倉三十三観音霊場、鎌倉二十四地蔵霊場、鎌倉十三仏

来迎寺の概要

時宗の来迎寺は、満光山と号します。永仁2年(1293)一向上人が開山したといいます。鎌倉三十三観音霊場5番、鎌倉二十四地蔵霊場2番、鎌倉十三仏霊場10番札所です。

来迎寺
来迎寺の概要
山号 満光山
院号 -
寺号 来迎寺
本尊 阿弥陀如来
住所 鎌倉市西御門1-11-1
宗派 時宗
縁日 -
葬儀・墓地 -
備考 鎌倉三十三観音霊場5番、鎌倉二十四地蔵霊場2番、鎌倉十三仏霊場10番札所



来迎寺の縁起

来迎寺は、永仁2年(1293)一向上人が開山したといいます。

新編相模国風土記稿による来迎寺の縁起

来迎寺
□□山と号す。時宗、藤沢清浄光寺末。一遍の創建なり。本尊弥陀を安ず。(新編相模国風土記稿より)

鎌倉市掲示による来迎寺の縁起

本堂には本尊・阿弥陀如来像と、南北朝時代の仏師・宅間浄宏の作と伝えられる地蔵菩薩像が安置されています。この地蔵菩薩像は近くにあった報恩寺(廃寺)の本尊でした。
本尊脇の如意輪観音像は「土紋」の装飾が鮮やかです。「土紋」は鎌倉特有の仏像装飾の技法で練った土で作った文様を貼り付け、浮き彫りに似た効果を出すものです。厄除けと安産に御利益があるとされます。(鎌倉市掲示より)


来迎寺所蔵の文化財

  • 木造如意輪半跏像(神奈川県重要文化財)
  • 木造地蔵菩薩坐像(神奈川県重要文化財)
  • 木造跋陀婆羅尊者立像(鎌倉市指定文化財)

来迎寺の周辺図