正樹院。さいたま市浦和区木崎にある浄土宗寺院

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正樹院。小田原北条氏の家人細谷三河守が開基

正樹院の概要

浄土宗寺院の正樹院は、成道山等覚寺と号します。正樹院は、小田原北条氏の家人細谷三河守が開基となり、大永元年(1521)に創建、慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領14石の御朱印状を拝領したといいます。

正樹院
正樹院の概要
山号 成道山
院号 正樹院
寺号 等覚寺
住所 さいたま市浦和区木崎3-4-7
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 -
備考 -



正樹院の縁起

正樹院は、小田原北条氏の家人細谷三河守が開基となり、大永元年(1521)に創建、慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領14石の御朱印状を拝領したといいます。

新編武蔵風土記稿による正樹院の縁起

(下木崎村)正樹院
浄土宗、埼玉郡岩槻浄安寺末、成道山等覚寺と號す、慶安二年八月廿四日御朱印十四石を附せらる、開山念譽寂年を傳へず、開基は細谷三河守にして、大永元年正月廿四日草創せりと、この三河守は北條家の家人にして、【小田原役帳】にも見え、又南下谷村大行院蔵する所の文書に、慶忠より三河守への返書あり、其文をもて考れば、この邊の守護職と思はる、中興開山一傳正徳二年示寂すと、本尊三尊の彌陀を安す、長三尺許、定朝の作、(新編武蔵風土記稿より)


正樹院の周辺図


参考資料

  • 「新編武蔵風土記稿」