かね山古墳。さいたま市桜区白鍬にある旧跡・名所
かね山古墳の概要
かね山古墳は、さいたま市桜区白鍬にある名所旧跡です。かね山古墳は、古墳時代後期に造立された20基以上あった大久保古墳群の一つで、昭和46年の発掘調査により周りを廻らした堀の直径が400mにも及ぶものだったといいます。出土した円筒埴輪から6世紀後半の造立と考えられています。
旧跡・名所名 | かね山古墳 |
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みどころ | さいたま市指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 不可 |
住所 | さいたま市桜区白鍬519-4 |
備考 | 私有地 |
かね山古墳の縁起
かね山古墳は、古墳時代後期に造立された20基以上あった大久保古墳群の一つで、昭和46年の発掘調査により周りを廻らした堀の直径が400mにも及ぶものだったといいます。出土した円筒埴輪から6世紀後半の造立と考えられています。
さいたま市掲示によるかね山古墳について
かね山古墳一基
かね山古墳は、大久保古墳群に属する円墳で、現在の規模は高さ二・五メートル、直径一五メートルである。
大久保古墳群は、古墳時代後期の古墳群で、荒川の自然堤防上に立地している。現存する古墳は前方後円墳及び円墳からなる一〇基ほどであるが、かつては二〇基以上あったといわれている。
かね山古墳は、昭和四十六年に実施された北側周堀部の発掘調査により、周堀内直径が四〇〇メートルに及ぶことが判明している。またこの調査の際に、周堀内から円筒埴輪の破片が多数出土しており、これらからこの古墳は六世紀後半ころのものと考えられる。(田中富雄・浦和市教育委員会掲示より)
かね山古墳の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」