妙仙寺。川口市川口にある日蓮宗寺院

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妙仙寺。伊藤仙太郎翁が発願

妙仙寺の概要

日蓮宗寺院の妙仙寺は、遠光山と号します。妙仙寺は、日蓮上人に深く帰依していた伊藤仙太郎翁が、寺院建立を発願し当地造成を開始したものの半ばにして逝去、子息一同がその願いを継承して昭和13年に竣工、昭和44年の伊藤仙太郎翁の命日に大本山本門寺貫主日慎大導師を迎えて開堂、新曽妙顕寺の山内にあった了源院を移す形で一寺となしたといいます。

妙仙寺
妙仙寺の概要
山号 遠光山
院号 -
寺号 妙仙寺
本尊 一塔両尊四菩薩、日蓮大上人像
住所 川口市川口6-3-3
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



妙仙寺の縁起

妙仙寺は、日蓮上人に深く帰依していた伊藤仙太郎翁が、寺院建立を発願し当地造成を開始したものの半ばにして逝去、子息一同がその願いを継承して昭和13年に竣工、昭和44年の伊藤仙太郎翁の命日に大本山本門寺貫主日慎大導師を迎えて開堂、新曽妙顕寺の山内にあった了源院を移す形で一寺となしたといいます。

「埼玉宗教名鑑」による妙仙寺の縁起

妙仙寺(日蓮宗)
遠光山と号す。
当山の開基檀頭であった伊藤仙太郎翁は壮年の頃より法華経を信じ、日蓮上人に帰依して川口市に一寺を建立せんと一代の浄願を起し、気清く、水澄みたる飯塚の現在地を選び、低地に土盛りして5,000平方メートルの浄智を造整したが中途その業を得ずして他界した。
ここにおいて、その子一同、父の願いを継承して一致協力、準備する事多年に及んだが、昭和12年1月本堂建立の工を起し、5月17日上棟式を挙行し、翌13年1月竣工を見るに至った。
以来、佛像を奉安し、尚大方の浄財を得て佛具を整足し、昭和44年5月17日父翁の命日に併せ、時の大本山本門寺貫主日慎大導師のもとに開堂式を挙行した。
当寺はもと新曽妙顕寺の山内にあった了源院を移し、その後、名称を変更した。
時の妙顕寺尊主慈厚院日治上人は伊藤一家の浄業達成を協力指導し、ついにこれを完遂した。日治上人は当山第1世として戦前、戦後の世相、開堂日浅き当時の困難な初期時代に寺門永世の基礎を確立し、現在に至っている。(「埼玉宗教名鑑」より)


妙仙寺の周辺図