東町八幡神社。小田原市東町の神社

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東町八幡神社。旧称御靈八幡宮、境内社新田神社

東町八幡神社の概要

東町八幡神社は、小田原市東町にある神社です。東町八幡神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には御霊八幡宮と称して鎌倉権五郎景政を祀り、当地網一色村の鎮守だったといいます。明治維新後の社格制定に際し明治6年村社に列格しています。境内社の新田神社は、足利尊氏に敗れた新田義貞の首級を、その家臣が故郷の上州新田郡へ持ち帰ろうとしたものの果たせず、網一色村に埋納し祀ったものと伝えられ、近くに鎮座していたもので、当社境内へ遷座されています。

東町八幡神社
東町八幡神社の概要
社号 八幡神社
祭神 応神天皇
相殿 -
境内社 新田神社
祭日 5月5日・神輿渡御
住所 小田原市東町5-6-30
備考 旧村社



東町八幡神社の由緒

東町八幡神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には御霊八幡宮と称して鎌倉権五郎景政を祀り、当地網一色村の鎮守だったといいます。明治維新後の社格制定に際し明治6年村社に列格しています。境内社の新田神社は、足利尊氏に敗れた新田義貞の首級を、その家臣が故郷の上州新田郡へ持ち帰ろうとしたものの果たせず、網一色村に埋納し祀ったものと伝えられ、近くに鎮座していたもので、当社境内へ遷座されています。

新編相模国風土記稿による東町八幡神社の由緒

(網一色村)
御靈八幡宮
村の鎮守なり、鎌倉權五郎景政の靈を祀る所なり、神躰初は甲冑にて弓矢を取し銅像を安ぜしに、近き頃失ひて今は幣束を置、本地佛地蔵を安ず、例祭六月晦日、呑海寺持、下同、
△末社。疱瘡神(徳浦明神と稱す)(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による東町八幡神社の由緒

縁由及創立年月等不詳。寛文五年十一月再建の棟札がある。明治六年七月三十日旧足柄県に於て村社に定められ、大正十年七月五日神饌幣帛料供進神社に指定された。(神奈川県神社誌より)


東町八幡神社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿