棚沢三島神社。棚沢村小名市島の鎮守
棚沢三島神社の概要
棚沢三島神社は、厚木市棚沢にある神社です。棚沢三島神社は治承3年(1179)の創建と伝えられ、源頼朝の家来関原与一が、頼朝の隠し子を連れて当地に定住、三島大社を勧請して祀ったと言い伝えられます。江戸期には棚沢村の小名市島の鎮守として祀られていました。
社号 | 三島神社 |
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祭神 | 事代主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例大祭4月5日 |
住所 | 厚木市棚沢1153 |
備考 | - |
棚沢三島神社の由緒
棚沢三島神社は治承3年(1179)の創建と伝えられ、源頼朝の家来関原与一が、頼朝の隠し子を連れて当地に定住、三島大社を勧請して祀ったと言い伝えられます。江戸期には棚沢村の小名市島の鎮守として祀られていました。
新編相模国風土記稿による棚沢三島神社の由緒
(棚澤村)
三島社
小名市島の鎮守なり、本地佛三尊彌陀(今一躰を失ふ)祭禮六月十五日、(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による棚沢三島神社の由緒
治承三年の建設と伝えている。棟札に「宝暦十二壬午年(一七六二)七月太田七右エ門 敬白 山本院須尚」とあり、また「享保五年(一七二〇)三月施主関東助兵衛山本院順弘」という棟札も残されている。新編相模風土記には「小名市島の鎮守なり本地仏三尊弥陀今一体を失う」と記されている。(神奈川県神社誌より)
「厚木市史史料」による棚沢三島神社の由緒
三島神社(棚沢字市島一一五二)
事代主命鎮座、治承三年の創建である。伝説によると、源頼朝が伊豆国伊東入道方に流浪していた際に、一子犬坊丸をもうけた。家来の関原与一がこの犬坊丸を連れて山間の僻地であるこの地におちつき、伊豆の三島神社をここに祀ったということである。昭和四十六年山頂から中腹に遷座した。(「厚木市史史料」より)
棚沢三島神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 神奈川県神社誌
- 「厚木市史史料」