妙唱寺。栃木県栃木市嘉右衛門町にある日蓮宗寺院

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如意山妙唱寺。仁譲院妙意日慈法尼が妙唱庵として建立

妙唱寺の概要

日蓮宗寺院の妙唱寺は、如意山と号します。妙唱寺は、真間山弘法寺の尼僧仁譲院妙意日慈法尼が、寄進された釈迦如来木座像を安置し、文政8年(1825)妙唱庵と称して建立、本堂は安政3年(1856)に改めて建立されたといいます。明治10年4世華光院日道の代に如意山妙唱寺と寺号公称しています。当寺本堂の内陣と外陣の間にある蟇股に、大黒さまが彫り抜かれ「蟇股の大黒さま」として著名です。

妙唱寺
妙唱寺の概要
山号 如意山
院号 -
寺号 妙唱寺
本尊 釈迦如来木座像
住所 栃木市嘉右衛門町11-21
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



妙唱寺の縁起

妙唱寺は、真間山弘法寺の尼僧仁譲院妙意日慈法尼が、寄進された釈迦如来木座像を安置し、文政8年(1825)妙唱庵と称して建立、本堂は安政3年(1856)に改めて建立されたといいます。明治10年4世華光院日道の代に如意山妙唱寺と寺号公称しています。当寺本堂の内陣と外陣の間にある蟇股に、大黒さまが彫り抜かれ「蟇股の大黒さま」として著名です。

境内掲示による妙唱寺の縁起

日蓮宗如意山妙唱寺
本尊の釈迦如来木座像は、千葉県市川市にある「真間山弘法寺」の尼僧であった日慈法尼が文政5年(1822)7月に、一橋奥御殿(江戸城一橋門内)に安置されていたものを円珠院殿より寄進されたものです。これを機に文政8年(1825)日慈法尼が35歳の時、妙唱庵(現在の妙唱寺)を建立し本堂に奉納したものです。
現在の本堂は、安政3年(1856)に建立されました。
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如意山妙唱寺(日蓮宗)
文政五年(一八二二)に仁譲院妙意日慈法尼によって古庵の再建がなされ、現在の本堂は、安政三年(一八五六)に建立されました。本堂の曼荼羅は、一橋公の寄進と言われています。また、本堂の内陣と外陣の間にある蟇股に、大黒さまが彫り抜かれているため「蟇股の大黒さま」と呼ばれ信仰をあつめています。四月の第一土・日曜日には、境内に大黒天市が立ち心をこめて作った手づくりの「大黒さま」の開眼や、青年会や婦人会の人たちによる、柚子味噌の香りのいもぐしやおでん、甘酒などのお店が並び障害者の自立を目指す親の会の売店も出て、年の始めに活気があふれます。また、十月の第三土・日曜日には、万灯やまとい・おはやしなどによる行列が市内を練り歩く「お会式」が行われ、たいへん賑わいます。(境内掲示より)

「全国寺院名鑑」による妙唱寺の縁起

妙唱寺
天保二年建立の古庵妙唱庵を安政四年に開山妙意尼が再興、同五年江戸一ツ橋御殿円珠院殿より宗祖木像並びに十界本尊を奉納。明治十年四世華光院日道が寺号公称を得て如意山妙唱寺と称す。(「全国寺院名鑑」より)


妙唱寺の周辺図