八幡山古墳群。足利市八幡町の名所旧跡

猫の足あとによる首都圏外寺社案内

八幡山古墳群。古墳時代後期の群集墳

八幡山古墳群の概要

八幡山古墳群は、足利市八幡町にある名所旧跡です。八幡山古墳群は、古墳時代後期(6世紀~7世紀代)に造立された約100基弱の小さな円墳が集まった群集墳です。昭和18年の調査では94基確認されましたが、その後の道路工事・小学校建設などにより取崩され、現在71基が八幡山古墳群として指定されています。それぞれの古墳は直径10~30mの円墳で、下野國一社八幡宮後背に位置する憩いの森(丘陵)の東面・南面・西面にあり、栃木県史跡に指定されています。

八幡山古墳群
八幡山古墳群の概要
名称 八幡山古墳群
みどころ 栃木県指定史跡
入場時間 -
入場料 -
住所 足利市八幡町1-24
備考 -



八幡山古墳群の由緒

八幡山古墳群は、古墳時代後期(6世紀~7世紀代)に造立された約100基弱の小さな円墳が集まった群集墳です。昭和18年の調査では94基確認されましたが、その後の道路工事・小学校建設などにより取崩され、現在71基が八幡山古墳群として指定されています。それぞれの古墳は直径10~30mの円墳で、下野國一社八幡宮後背に位置する憩いの森(丘陵)の東面・南面・西面にあり、栃木県史跡に指定されています。

八幡山古墳群の由緒

栃木県指定史跡
八幡山古墳群は、足利市中心街から渡良瀬川を挟んで南へ約1kmの独立丘陵(浅間山)に続く、比高さ約40mの緩やかな丘陵上(憩いの森)に位置する、古墳時代後期(6世紀~7世紀代)の群集墳です。
昭和18年に丸山瓦仝らによる古墳の調査では94基の古墳が確認されていますが、その後の道路工事や小学校の校舎建設により、いくつかの古墳が丘陵の中腹から麓にかけて残っています(内71基が指定)。
古墳は直径約10mから30mの円墳で、古墳の表面には葺石と見られる河原石が見られます。また、古墳の内部には死者を埋葬するための石室が確認されており、石室内部からは人骨や鉄鏃、耳環などの副葬品が出土しています。
八幡山古墳群は、一つの丘陵に古墳が密集して造られ、その多くが現在も残っていることから、古墳時代後期群集墳の様相を良く示すものとして貴重なものです。(公益財団法人足利市民文化財団・足利市教育委員会掲示より)


八幡山古墳群の周辺図