志和古稲荷神社。延暦23年(804)に創建、延喜式内社
志和古稲荷神社の概要
志和古稲荷神社は、紫波郡紫波町にある神社です。志和古稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、源頼義・義家が滞陣中に創建したとも伝えられ、室町時代の領主斯波氏から厚く崇敬され、南部藩よりも幾度となく親拝されたといいます。
社号 | 志和古稲荷神社 |
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祭神 | 宇迦之御魂命 |
相殿 | - |
境内社 | 御穀社、御眷属社、御神馬社、天満宮、交通社、方位社 |
祭日 | - |
住所 | 紫波郡紫波町升沢字小森108 |
備考 | - |
志和古稲荷神社の由緒
志和古稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、源頼義・義家が滞陣中に創建したとも伝えられ、室町時代の領主斯波氏から厚く崇敬され、南部藩よりも幾度となく親拝されたといいます。
境内掲示による志和古稲荷神社の由緒
神社の御創始は年代不詳、この地方一帯を領知していた斯波氏の厚い崇信を受けられた。
以前のことは不明であるが、御創建の往古にあった事は一見社名に知られ、ことに古く本宮と称し、修験道を以って世襲した祀職が本宮と称し、維新に及んだことに依っても明らかである。
藩主南部利直公以来、数回社領の御進献あり、歴代藩主事大小と無く祈願を籠められ、藩主の親拝、代拝すこぶる頻繁であり、修理一に藩費に出ていたのである。
規模大ならざる当社が、いかにその由緒の深遠なるものであるかを物語るものであり、公に領内稲荷社の第二位に列せられてあった。(境内掲示より)
志和古稲荷神社所蔵の文化財
- 「赤石」
志和古稲荷神社の周辺図
参考資料
- 「明治神社誌料」