熊谷稲荷神社|中央区銀座の神社

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熊谷稲荷神社|中央区銀座の神社

熊谷稲荷神社の概要

熊谷稲荷神社は、中央区銀座にある稲荷神社です。熊谷稲荷神社は、源平合戦で活躍した熊谷次郎直実が熊谷へ帰郷する際、当地の里人に請われて護符を授与、里人が祀ったといいます。江戸期には当地(木挽町6丁目)の鎮守として信仰を受け、現在は崇敬会で護持しているそうです。

熊谷稲荷神社
熊谷稲荷神社の概要
社号 熊谷稲荷神社
祭神 宇賀乃御魂神、八幡大神
相殿 -
境内社 -
住所 中央区銀座7-12-9
備考 -



熊谷稲荷神社の由緒

熊谷稲荷神社は、源平合戦で活躍した熊谷次郎直実が熊谷へ帰郷する際、当地の里人に請われて護符を授与、里人が祀ったといいます。江戸期には当地(木挽町6丁目)の鎮守として信仰を受け、現在は崇敬会で護持しているそうです。

「日本橋・京橋地区(現東京都中央区)に所在する全神社の由来に関する実地調査」による熊谷稲荷神社の由緒

(『東都銀座熊谷稲荷縁起』)縁起書を転記する。
遠く東海道の要路に当り、里俗の崇敬する稲荷神社にして、建久の昔、武将熊谷次郎直実卿源平合戦の後、鎌倉より今の熊谷市に凱旋の途次、此の地の里人請はるゝまゝに、護符の神札を授けられて、尊崇し給うと伝う。
斯くて江戸の地、開発と共に当地(木挽町6丁目東豊玉岸地現在銀座7丁目地)に祭祀、当町世々鎮守として700余年町民衆庶の信仰する処となり今日に至る。
特に、開運、防火の守りの霊験著しきを伝え聞き、近隣各地より信仰帰依する者尠からず、又大東亜戦に於て戦火迫るに及び先世話人竹本金太郎妻女、安全の地に御神体を奉じ移らんとせしに、急に重みを感ず、是神意のお告げと覚り火中に留まる。幸い神護を得て無事社殿と共に戦禍を免れたり。
昭和25年町民各位の発起に依り、破損の社殿を改築神意を休め奉る。
茲に私共町民の、安寧幸福の神として仰ぐ次第なり。
昭和49年1月之れを記す
熊谷稲荷神社崇敬会(「日本橋・京橋地区(現東京都中央区)に所在する全神社の由来に関する実地調査」より)


熊谷稲荷神社の周辺図