生谷高産霊神社｜佐倉市生谷の神社

生谷高産霊神社の概要

生谷高産霊神社は、佐倉市生谷にある神社です。生谷高産霊神社は、南北朝時代の觀應元年（1350）に創建したとされ、維新以前は大六天社と称していました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。境内社の八坂社（天王様）は文政2年（1819）、金比羅神社は寛政元年（1789）、子安神社は慶長14年（1609）、天満宮は元禄4年（1691）の創祀だといいます。

生谷高産霊神社の概要
社号	高産霊神社
祭神	高産靈命、大己貴命
相殿	-
境内社	天王社、子安神社、金比羅神社、天満宮
例祭日	9月15日
住所	佐倉市生谷４９７
備考	-

生谷高産霊神社の由緒

生谷高産霊神社は、南北朝時代の觀應元年（1350）に創建したとされ、維新以前は大六天社と称していました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。境内社の八坂社（天王様）は文政2年（1819）、金比羅神社は寛政元年（1789）、子安神社は慶長14年（1609）、天満宮は元禄4年（1691）の創祀だといいます。

「千葉県神社名鑑」による生谷高産霊神社の由緒

観応元年三月の創立。安永六年二月再建。元大六天と称したが、明治元年四月高産霊神社と改称。昭和五二年一〇月三〇日拝殿を建替える。（「千葉県神社名鑑」より）

「印旛郡誌」による生谷高産霊神社の由緒

村社皇産靈神社
生谷字花口にあり大己貴命を祭る觀應元年三月二日の創立にして安永六年酉年二月建替す元大六天と稱し来りしを明治元年四月皇産靈神社と改稱す社殿間口三間四方にして境内八百十六坪（官有地第一種）ありて丘をなし石段によりて社殿に至る齋藤久次郎を神官とし氏子五十七戸あり管轄廳まで三里二十四町十五間境内五社あり即
一、八坂神社　素戔嗚命を祭る文政二年八月の創立にして元牛頭天王と稱し来りしを明治元年四月八坂神社と改稱す建物間口三尺五寸奥行三尺
二、金毘羅神社　大已貴命を祭る寛政元年元年十月の創立にして元金比羅大權現と稱し来りしを明治元年四月琴平神社と改稱す建物間口二尺五寸奥行三尺
三、子安神社　木花開耶姫命を祭る慶長十四年二月三日の創立にして建物二尺五寸四方なり
四、疱瘡神社　大直日命を祭る天和二年二月五日の創立にして石宮なり高二尺幅八寸
五、天満天神　菅原道真を祭る元禄四年三月廿五日の創立にして建物三尺四方あり（神社明細帳）（「印旛郡誌」より）

生谷高産霊神社の周辺図

参考資料

千葉県神社名鑑
「印旛郡誌」