小竹四社大神|佐倉市小竹の神社

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小竹四社大神|十二神を祀っていた井野八社大神から4神を遷祀

小竹四社大神の概要

小竹四社大神は、佐倉市小竹にある神社です。小竹四社大神の創建年代等は不詳ながら、井野に祀られていた熊野十二社権現(現井野八社大神)から4神を遷して創建したと伝えられます。明治維新後の社格制定に際し村社に指定され、明治43年星社、及び境内社愛宕大神・稲荷大神・清正大神(多賀大神)を合祀しています。

四社大神
小竹四社大神の概要
社号 四社大神
祭神 經津主命、建甕槌命、大己貴命、伊弉諾命、伊弉冉命他4柱
相殿 -
境内社 白山神社、天満宮、子安大明神、皇大神宮、八坂神社、疱瘡神3・大杦大権現
例祭日 10月15日
住所 佐倉市小竹1123
備考 -



小竹四社大神の由緒

小竹四社大神の創建年代等は不詳ながら、井野に祀られていた熊野十二社権現(現井野八社大神)から4神を遷して創建したと伝えられます。明治維新後の社格制定に際し村社に指定され、明治43年星社、及び境内社愛宕大神・稲荷大神・清正大神(多賀大神)を合祀しています。

「千葉県神社名鑑」による小竹四社大神の由緒

由緒に関する記載なし(「千葉県神社名鑑」より)

「印旛郡誌」による小竹四社大神の由緒

村社四社大神
小竹區字宮の後にあり祭神は經津主命香々背男命(香取神社)武甕槌命伊弉冊命(鹿島神社)大己貴命火産靈命(三輪大神)伊弉諾命稲蒼魂命加藤清正堂(多賀大神)にして由緒不詳口碑によれば大字井野八社大神は原十二神を合祀せる社なりしが四神を小竹に分祀せるものなりと稱す明治三十五年十月社殿(間口一間一尺五寸奥行四尺)の改修を行ひ境内三百三十三坪(民有地第二種)ありて數百年も經たらん老松古杉森々と生ひ茂り荘厳を極む仝四十三年三月十二日許を得て仝所中間にありし無格社星社仝境内社愛宕大神稲荷大神清正大神を合祀す祭典は毎年九月十五日に行ふ社掌(鈴木平蔵)祝詞を奉り氏子(七十五戸)参拝して式を巌粛に行ひ當日神輿(輿殿間口二間奥行一間三尺)區内を巡回す其の他拝殿をも有し間口四間半奥行二間半あり管轄廳まで五里十町あり境内の神社八社あり即
一、子安神社 木花開耶姫命を祭る由緒不詳間口三尺奥行二尺五寸の建物を有す
二、豊受神社 國常立尊を祭る由緒不詳間口五尺六寸奥行四尺五寸
三、疱瘡神社 大直日命を祭る由緒不詳間口五尺奥行四尺
四、淺間神社 木花開耶姫命を祭る由緒不詳間口三尺奥行二尺八寸の建物あり
五、八坂神社 素戔嗚尊を祭る由緒不詳間口二尺八寸奥行二尺八寸
六、天神社 菅原道真公を祭る由緒不詳間口六尺奥行五尺
七、白山神社 伊弉冉命を祭る由緒不詳石宮なり
八、道祖神社 猿田彦命を祭る由緒不詳石宮なり(神社明細帳郷土誌)(「印旛郡誌」より)


小竹四社大神の周辺図


参考資料

  • 千葉県神社名鑑
  • 「印旛郡誌」