中根妙見神社|松戸市中根の神社

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中根妙見神社|松戸市中根の神社

中根妙見神社の概要

中根妙見神社は、松戸市中根にある神社です。中根妙見神社は、「千葉県神社名鑑」では元治元年(1684)の創建としています。また伝えでは、中根城の荒廃を嘆いた千葉胤貞を慰めようと、村民(後の三枝松氏)が松の枝を三本手折って慰安の場を設けた跡地に、中根妙見神社を鎮座させたとしています。明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。

中根妙見神社
中根妙見神社の概要
社号 妙見神社
祭神 国常立命
相殿 -
境内社 -
住所 千葉県松戸市中根457
祭日 10月19日
備考 旧村社



中根妙見神社の由緒

中根妙見神社は、「千葉県神社名鑑」では元治元年(1684)の創建としています。また伝えでは、中根城の荒廃を嘆いた千葉胤貞を慰めようと、村民(後の三枝松氏)が松の枝を三本手折って慰安の場を設けた跡地に、中根妙見神社を鎮座させたとしています。明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。

「千葉県神社名鑑」による中根妙見神社の由緒

元治元年(一八六四)の創建。妙見菩薩を祀っていたが、神仏分離後は、現在の御祭神として馬橋の王子に対し妙見さまとした。(「千葉県神社名鑑」より)

「千葉縣東葛飾郡誌」による中根妙見神社の由緒

妙見神社
中根にあり、國常立尊を祀る、慶長十一年創立の口碑を殘す。
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妙見菩薩腰掛の松
中根にありしが今は判明ならず、馬橋大川安太郎氏舊記に「往古中根村に伊久山東照院と稱せし寺院ありしが何れの頃か移轉せり然るに寛永年中東照院は中根寺と改名す當時地頭本多三彌より境内二段歩の附地ありたり。此中根寺の松の木は昔上野国妙見寺號秩父より下總国千葉へ御飛行の道筋なる長洲(今の長津川か)と云ふ荷揚の堤を經て三枝松徳右衛門と云ふものに千葉への案内を被賴、其説妙見號の腰掛けし松は即ち中根寺の松にして御腰掛松と云へり、夫より中根村の格別高き處にて御休息被成しが捨て置きし草履を其地に勧請して妙見大菩薩と云ふ斯くして徳右衛門は千葉迄案内せしが其縁を以て徳右衛門は近村や八ヶ村の神口札を引く云々」(「千葉縣東葛飾郡誌」より)


中根妙見神社の周辺図


参考資料