山倉春日神社|市原市山倉の神社

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山倉春日神社|市原市山倉の神社

山倉春日神社の概要

山倉春日神社は、市原市山倉にある神社です。山倉春日神社は、和銅2年(709)に当地の鎮守として創建したと伝えられます。江戸期には領主永井信濃守、多田三八忠勝の崇敬を受けていたといいます。明治維新後の社格制定に際し明治4年村社に列格、明治43年には北野神社を合祀しています。

春日神社
山倉春日神社の概要
社号 春日神社
祭神 天兒屋根命
相殿 姫大神、菅原道真公、武甕槌命
境内社 -
例祭日 10月15日
住所 市原市山倉765
備考 -



山倉春日神社の由緒

山倉春日神社は、和銅2年(709)に当地の鎮守として創建したと伝えられます。江戸期には領主永井信濃守、多田三八忠勝の崇敬を受けていたといいます。明治維新後の社格制定に際し明治4年村社に列格、明治43年には北野神社を合祀しています。

「市原市史」による山倉春日神社の由緒

春日神社(山倉)
和銅二年(七〇九)九月創建という。元和元年より地頭永井信濃守の武運長久の祈願社となり神饌幣帛米を下付される。元の名は春日大明神。嘉永五年(一八五二)九月造立の狛犬一対と慶応三年(一八六七)九月造立の手水石とがある。(「市原市史」より)

「千葉県神社名鑑」による山倉春日神社の由緒

和銅二年九月当村の鎮守として創建する。後、元和元年永井信濃守が武運長久のため祈願し、年々正月一一日守護札を上納し神饌幣帛料の下附があった。引き続き慶安二年多田三八忠勝の知行となり、同じく神饌幣帛料を下附される。その後明治四年七月太政官達により村社に列せられ、明治三九年勅令により神饌幣帛料を供進される。(「千葉県神社名鑑」より)

「市原郡誌」による山倉春日神社の由緒

春日神社
村社春日神社は、山倉區の東方堂ヶ谷にありて境内五百三十九坪和銅二年(皇紀一三六九年)己酉九月の創建にして本村の鎮守とす、後元和元年(皇紀二二七五年)永井信濃守領す、武運長久の爲め祈願し、年々正月十一日守護札を上納し、神饌幣帛料玄米四斗二升宛下附有之、引續き慶安二年多田三八忠勝領す、前記の通り玄米四斗二升宛下附せられ、社頭に於て武運長久を祈願す、中古以来、春日大明神と稱す、明治元年三月二十八日神饌幣帛料供進神社に指定せらる、明治四十三年一月六日山林三畝二歩取得す、明治四十二年九月十五日石鳥居並に石燈籠・石階段新築す、明治四十三年五月十七日同所無格社北野神社を本社へ合祀す、大正二年二月八日國有林一畝十歩取得す、末社八坂神社は區の東南字天王にあり、地坪十六坪祭神素戔嗚命を祀る、祭日六月十三日創建支詳かならず、本社祭神神武甕槌命・經津主命・天兒屋根命・比賣神・菅原道真公にして領主多田氏信仰厚く、毎年祭典の設代拝あり。(「市原郡誌」より)


山倉春日神社の周辺図