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円成院|小平市花小金井にある黄檗宗寺院

円成院の概要

黄檗宗寺院の円成院は、野中山と号します。円成院は、宝永2年(1705)に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に創建された円成院を享保12年(1727)に引寺、矢沢大堅(享保元年1716年)が開基となり、実山道伝を勧請して開山したといいます。

円成院
円成院の概要
山号 野中山
院号 円成院
寺号 -
本尊 -
住所 小平市花小金井1-6-29
宗派 黄檗宗
葬儀・墓地 -
備考 -



円成院の縁起

円成院は、宝永2年(1705)に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に創建された円成院を享保12年(1727)に引寺、矢沢大堅(享保元年1716年)が開基となり、実山道伝を勧請して開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による円成院の縁起

(北野中新田)円成院
延命寺の向にあり。野中山と号す。黄檗宗にて江戸深川海禅寺末、本堂四間四方東向、本尊釈迦の坐像二尺許、開山を實山と云、寛永二年十月十九日相州石蔵山にて示寂す。当村開発以前のことなり。されば此寺外より引移せしものなるべし。其詳なることを傳へず。当村にいたりての初代は大賢と云、享保元年五月三日寂せり。(新編武蔵風土記稿より)

小平市教育委員会・小平歴史研究会掲示による円成院の縁起

円成院
この寺の開基矢沢大堅は、江戸中期に中国から渡来した黄檗宗に帰依し、宝永2年(1705)10月に武蔵国多摩郡上谷保村(現国立市)に円成院という寺を開いていました。
享保7年(1722)7月、幕府の新田場開発の発布が出ると、大堅は、上谷保村の同志と図り開発の願いを出し、同9年(1724)5月、田無境から立川境に至る513町歩(約5.1㎢)の開拓が許可されました。
大堅のこの発願は、渡来してまだ日の浅い黄檗宗をこの地に広めようとする悲願によるもので、許可のあったその年の9月、無人の荒野にこの地としては最初の草庵を構え、移り来る農民のリーダーとなり、自らも開拓の鍬をふるったのです。
移り住む農民も増え、開拓の前途に見通しのついた享保12年(1727)、上谷保村から円成院をこの地に引寺し、師僧実山道伝を勧請して開山に仰ぎ、野中山円成院と称しました。
大堅当初の悲願であった、開拓地全域の農民を自らの檀家とする理想は果されませんでしたが、多くの農民から帰属を得て今日に至っています。
現在の堂宇は平成3年10月に建設に着手し、平成6年3月に完成しました。あわせて庫裡、山門、鐘楼も新築されました。(小平市教育委員会・小平歴史研究会掲示より)


円成院の周辺図