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鹽釜山清鏡寺|八王子市大塚にある曹洞宗寺院

清鏡寺の概要

曹洞宗寺院の清鏡寺は、鹽釜山と号します。清鏡寺は、北條氏照が再興した観音堂の別当寺として、永林寺第四世照鑄禅師が創建、慶安2年(1649)には寺領7石の御朱印状を拝領したといいます。多摩川三十三ヶ所観音霊場10番、武相卯歳観音霊場四十八ヶ所10番です。

清鏡寺
清鏡寺の概要
山号 鹽釜山
院号 -
寺号 清鏡寺
住所 八王子市大塚378
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



清鏡寺の縁起

清鏡寺は、北條氏照が再興した観音堂の別当寺として、永林寺第四世照鑄禅師が創建、慶安2年(1649)には寺領7石の御朱印状を拝領したといいます。当地ではかつて塩を産出していたことから、字名を鹽釜谷戸と呼ばれ、山号を鹽釜山としたものといいます。

新編武蔵風土記稿による清鏡寺の縁起

(大塚村)観音堂
鹽釜谷戸にあり、建立の年代をしらず、應安元年奉行所へ呈けし書によれば、八王子の城主北條陸奥守氏照願主として、家人小田野肥後守へ命じ、五間四面の堂を再興せしと云、慶安二年八月廿四日堂領七石の御朱印を賜へり、今の堂は三間半四面にて、前の石階十七級あり、本尊千手観音は、長一尺五寸許、運慶の作なり、秘佛にして見ることを許さず、慶安の呈書によれば、前立に不動毘沙門の古像ありしよし、これも運慶の作なりと見ゆ。
八幡社。堂の背後の山にあり、神體は昔この地にて、鹽を焼きしときの釜のかけたるものなりと云、慶安の呈書に鎮守八幡とあるこれなり、社上に覆屋あり、前に石階十五級ありと云ふ。
辨天社。観音堂の東の池中にあり、小社なり、池の周廻五六間、この水をなむるにしほはやしと云、又客殿の西にある池も鹽味なりと云、此邊昔鹽を製せし一證とすべし、池中に蜆の形に似たる貝生ぜり。
別當清鏡寺
社地につづきてあり、曹洞宗、柚木永林寺の末寺なり、鹽釜山と號す、本山第四世照鑄禅師の起立なり、それより五代ほどは平僧の寺なりしといふ、本尊彌陀の立像長一尺餘、これも慶安の呈書には本尊釋迦三尊虚空蔵三尊とあり、いつの頃今の本尊に改めしや、客殿は八間に六間半なり。
寺寶
太閤秀吉制札一通。こは小田原陣のとき、住持宗銀小田原へ行き、かしこにて賜はり来りし所なりと云。(新編武蔵風土記稿より)

「八王子市史」による清鏡寺の縁起

清鏡寺(大塚村―大塚三七八)
塩釜山と号し、本尊阿弥陀如来(古く釈迦三尊)、元来は北条氏照再興の千手観音堂の別当寺である。開山は保井寺と同じく本寺四世照鑑である。(「八王子市史」より)


清鏡寺の周辺図

参考資料
  • 新編武蔵風土記稿
  • 「八王子市史」