妙円寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院

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円住山妙円寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院

妙円寺の概要

日蓮宗寺院の妙円寺は、円住山と号します。妙円寺は、円住院日如(慶長7年寂)が開山となり、慶長4年(1599)に創建、元禄17年(1704)当地へ移転したといいます。

妙円寺
妙円寺の概要
山号 円住山
院号 -
寺号 妙円寺
住所 台東区谷中4-4-29
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



妙円寺の縁起

妙円寺は、円住院日如(慶長7年寂)が開山となり、慶長4年(1599)に創建、元禄17年(1704)当地へ移転したといいます。

「下谷區史」による妙円寺の縁起

妙圓寺(谷中三崎町六〇番地)
本所法恩寺末、本尊十界曼荼羅。圓住山觀智院と號す。はじめ慶長四年圓住院日如、神田橋外に創建し、承應元年谷中茶屋町に移り、元禄十七年現地に轉じた。屡々囘禄の災に遭ひ、本堂は文政年代の建築にかゝり、書院、庫裏は大正七年改築するところである。(「下谷區史」より)

御府内寺社備考による妙円寺の縁起

本所法恩寺末 谷中三崎
円住山妙円寺、境内古跡拝領地898坪4合
開闢、慶長4年。寺地832坪4合仕、其後元禄16年11月類焼ニ付、寺地御用地ニ被、召上。元禄17年2月15日、前書坪数之通代地拝領仕候。
開山円住院日如、慶長7年8月25日遷化。
本堂6間半5間。本尊妙法蓮花経、釈迦如来木仏坐像、多宝如来木仏坐像、上行菩薩、無辺行菩薩、浄行菩薩、安立行菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、不動明王、愛染明王、持国店、毘沙門天、広目天、増長天、日蓮大菩薩木坐像丈1尺日蓮之弟子日法之作日蓮開眼ト申伝伝厨子入、八幡大菩薩丈6寸余厨子之扉ニ葵之御紋有之伝教大師作日蓮之開眼ト申伝。
小鐘1口。
什物1大黒天画像1幅。
稲荷社1間ニ9尺。
往古は寺中一乗院、龍成坊2軒有之候処、明暦年中類焼後、中絶仕候。以上丙戌書上。(御府内寺社備考より)


妙円寺の周辺図


参考資料

  • 御府内寺社備考
  • 「下谷區史」