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銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社|中央区銀座の神社

銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社の概要

銀座三越には銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社が安置されています。銀座出世地蔵尊は、明治のはじめ三十間堀から掘出されたといわれる地蔵尊で、昭和43年銀座三越新築に際して当所へ移設され、銀座八丁神社めぐりの一社です。

銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社
銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社の概要
社号 銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社
祭神 地蔵尊、宇迦之御魂命
相殿 -
境内社 -
住所 中央区銀座4-6-16銀座三越屋上
備考 -



銀座出世地蔵尊の由緒

銀座出世地蔵尊は、明治のはじめ三十間堀から掘出されたといわれる地蔵尊です。明治から昭和にかけて夜店が建ち並び大変な賑わいを呈していました。昭和43年銀座三越新築に際して、当所へ移設されました。

奉賛会掲示による銀座出世地蔵尊の由緒

銀座三越屋上に安置まします銀座出世地蔵尊は明治のはじめの頃、三十間堀より出世したと云われております。当時、地元の鳶職が銀座4丁目3番地辺(現在の4丁目7番地)の空地へ安置しましたところ、道行く人々や近隣の信心篤い人達が花や団子を供え参詣するようになりましたが、やがてこの地蔵尊は開運・出世・延命・商売繁盛のあらたかな御利益があると云うので、お堂も小屋から木造になり毎年7日、18日、29日がご縁日にきまりました。ご縁日には、いろいろな露店が出て非常な賑わいを呈して参りました。
これが銀座八丁露店のはじまりと云われております。4月8日の釈迦降誕生日には甘茶の接待などがあり広く参詣者に親しまれましたが、その後震災・戦災などで火をくぐり波瀾曲折を経てこの度、銀座三越が新築するに際して元の「美松」跡より屋上に移し、築地本願寺により開眼法要を行い新たな堂宇に安置し銀座八丁の守り本尊として銀座の街の人々を中心に広く一般のご参詣を受けることになったのであります。
御利益を祈願して成就せざることなしと伝えられる銀座出世地蔵尊の広大なる恩恵に浴するため一人でも多くのご参詣あらんことを願うものであります。(昭和43年10月 銀座出世地蔵尊奉賛会)


三囲神社銀座摂社の由緒

三囲神社は三井家の守護神で三越本支店の屋上に安置されています。

弘法大師の建立と伝えられ、宇迦之御魂命をまつる。
文和年間に社殿再建の折、白狐が御神体を三度めぐったという故事により「みめぐり」と呼ばれる。
尚、三井家(三越の前身)の守護神として三越本支店、屋上に祀られ、又御神体は向島言問橋近くの御本社(向島三囲神社)に安置されている。


銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社所蔵の文化財

  • 銀座出世地蔵尊(中央区登録文化財)

銀座出世地蔵尊

銀座出世地蔵尊の縁日といえば、その賑わいは大変なもので、明治・大正・昭和にかけて夜店とともに銀座を代表する風俗であり、銀座について書かれた書物にもよく触れられ、その様子をうかがい知ることができます。
地蔵の由来について、明治9年7月22日の「郵便報知」には「銀座3丁目の横丁に此程流行する地蔵尊ハ去る文久元年7月18日三十間堀1丁目6番地先き古土蔵取繕の節同所鳶頭田中善太郎が地中より掘出し…」とありますが、詳しくは不明な点が多く、また、「出世地蔵」という名称のいわれも諸説あって、その時期についても不詳です。
この銀座出世地蔵尊は、時代の変遷のなかで煉瓦街や夜店が失われた現在の銀座において、明治からの面影を伝える貴重なもので、中央区民有形民俗文化財に登録されています。(中央区教育委員会)


銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社の周辺図


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