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東陽寺|我孫子市根戸にある真言宗豊山派寺院

東陽寺の概要

我孫子市根戸にある真言宗豊山派寺院の東陽寺は、地蔵山と号します。東陽寺の創建年代等は不詳ながら、室町時代の創建と伝えられるといいます。寛永15年(1638)の宝篋印塔に「法印権大僧都栄口」とあり、江戸時代初期には既に存在していたことが判ります。

東陽寺
東陽寺の概要
山号 地蔵山
院号 -
寺号 東陽寺
住所 我孫子市根戸357-1
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



東陽寺の縁起

東陽寺の創建年代等は不詳ながら、室町時代の創建と伝えられるといいます。寛永15年(1638)の宝篋印塔に「法印権大僧都栄口」とあり、江戸時代初期には既に存在していたことが判ります。

「我孫子市史」による東陽寺の縁起

真言宗豊山派もと小金町大谷口大勝院末草創は室町時代にさかのぼるといわれるが、開山開基等不詳である。
寛永十五年(1638)の宝篋印塔に「法印権大僧都栄口」とみえ元禄八年(1695)十月二十八日付の有範伝法許可、濯頂印治(印信あるいは印施か)」の写本があるというから、十七世紀には相応の寺院であったと思われる。過去帳には七世以降の記載があり、法灯はつづいたが、四十九世弘道ののち無住となって衰徴した。旧本堂は文化年間の建立で、文政七(1824)の「根戸村明細帳」には、本尊不動明王と阿弥陀如来とあり、堂内に弘教(興教)、弘法両大師像も安置されていたことが記されている。
また、当寺は妙見社(現北星神社)、牛頭天王(八坂社)、弁財天、香取大明神、天神宮、稲荷大明神、吾妻大明神及び白山大権現の別当とある。
本堂は八間、五間、入母屋造、瓦葺で、正面に大きな唐破風の向拝がついている。昭和四十年の修築によるものである。
稲荷社の祠が本堂わきにあるが、それはもと当寺が別当であった稲荷大明神をまつったものであろう。一間社流造、正面千鳥破風付、銅板葺の小形の祠で、覆屋がある。
本尊は不動明王となっている。
釈迦涅槃像は右手枕の横臥像で、全長五二・八cmの木像であるが、一部に欠損があり、横臥の寝台もない。また、稚児妙見と伝える坐像があるが、それは客仏という。頭髪を左右に分けて両肩先まで垂らし、彫眼で、盤領の袍を着て安坐する。
これら二体の由緒来歴は不詳であるが、ともに江戸時代の作である。
当寺が別当となっていた白山大権現は、道をへだてたところにある白山さまで、朽ちかけた堂宇があり、堂内奥壁につくりつけの厨子があって、木造葬頭河婆像がまつってある。(「我孫子市史」より)


東陽寺の周辺図


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参考資料
  • 我孫子市史