鶴姫神社。岩槻城主の娘鶴姫を祀る社
鶴姫神社の概要
鶴姫神社は、さいたま市岩槻区真福寺にある神社です。鶴姫神社の創建については不詳ながら、高台となっている当地によく遊びに来ていた岩槻城主の娘鶴姫が、若くして早世、里人が塚を築いて祀ったと伝えられています。
社号 | 鶴姫神社 |
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祭神 | 鶴姫の霊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | さいたま市岩槻区真福寺 |
祭日 | - |
備考 | - |
鶴姫神社の由緒
鶴姫神社の創建については不詳ながら、高台となっている当地によく遊びに来ていた岩槻城主の娘鶴姫が、若くして早世、里人が塚を築いて祀ったと伝えられています。
新編武蔵風土記稿による鶴姫神社の由緒
(真福寺村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による鶴姫神社の由緒
久伊豆神社<岩槻市真福寺四一四(真福寺字向原)>
氏子区内には由緒ある社を幾つか祀っている。その一つである鶴姫神社は低湿地に臨む台地の端に鎮座し、地元の人はこの辺りを「お鶴台」又は「お鶴台耕地」と呼んでいる。昔、岩槻城の殿様に鶴姫という美しい娘がいた。鶴姫は真福寺のこの高台によく遊びに来たもので、高台の端には桜の木があり、春ともなれば、花が咲き乱れ、まことに景色のよい所であった。その後、鶴姫が若くして亡くなってしまい、大変に悲しんだ里人は、この高台の端に塚を築いて祠を建て、鶴姫の霊を祀って鶴姫神社と称したと伝えられている。
また、松尾大明神が「松尾様」の屋号を持つ高橋孝治家の敷地内にあり、酒造の神として信仰されている。(「埼玉の神社」より)
鶴姫神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)