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とげぬき地蔵尊高岩寺|豊島区巣鴨にある曹洞宗寺院

とげぬき地蔵尊高岩寺の概要

曹洞宗寺院のとげぬき地蔵尊高岩寺は萬頂山と号し、慶長元年(1596)神田明神下(千代田区外神田2丁目)に熊谷集福寺末として開創しました。下谷屏風坂下(台東区上野7丁目)への移転を経て、明治24年当地に移転しました。とげぬき地蔵尊として多くの崇敬を集め、また関東百八地蔵結願(108番)札所となっています。

とげぬき地蔵尊高岩寺
とげぬき地蔵尊高岩寺の概要
山号 萬頂山
院号 -
寺号 高岩寺
本尊 延命地蔵尊
宗派 曹洞宗
住所 豊島区巣鴨3-35-2
葬儀・墓地 -
備考 関東百八地蔵結願(108番)札所、とげぬき地蔵尊


※御朱印画像はいけみずさんよりの寄贈


とげぬき地蔵尊の縁起

正徳3年5月(徳川七代将軍家継の治世)、江戸小石川に住む田付氏の妻、常に地蔵尊を信仰していたが、一人の男児を出産後重い病気に見舞われて床に臥した。諸所の医者が手をつくしたが、病気は悪化の一途。彼女は生家に宿る怨霊によって女はみな25歳までしか生きられないという父母の話を夫に伝えた。
田付氏は悲しみの中に、この上は妻が日頃信仰する地蔵尊におすがりするほかはないと毎日一心に祈願を続けた。 ある日のこと田付氏の夢枕に一人の僧が立ち「自分の形を一寸三分に彫って河水に浮かべよ」という。田付氏が「急には彫り難い」と答えると「お前に仏像をあたえよう」といわれ、夢がさめた。不思議な夢と枕元をみると、木のふしのようなものが置いてあり、平らな部分に地蔵菩薩のお姿があった。
田付氏は夢にあった通りと不思議に思いつつも、地蔵尊の宝号を唱えながら形を印肉にしめして一万体の「御影」をつくり、両国橋から隅田川に浮かべ、一心に祈った。
その日の夜午前2時頃、田付氏は妻の呼ぶ声にいってみると「今夢うつつの中に男があらわれ、長い棒と籠のようなものを持って枕上に立ちました。すると香染の袈裟をつけた一人の僧が出て来て蚊帳の外に引き出し、次の間で錫杖で背中をついて追い出してしまいました」といった。
このことがあって以来田付夫人の病気はしだいに快方に向かい、11月中旬には床をはなれ、以後無病になった。
田付氏がこの霊験を山高氏の家で話していると、一座の中に西順という僧がいて、その御影をほしいといわれ、二枚をあたえた。西順は毛利家に出入りしていたが、ある時同家の女中が口にくわえていた針を飲み込んで大いに苦しんだ。西順が持っていた地蔵尊の御影一枚を飲ませると、腹中のものを吐き、御影を洗ってみると、飲み込んだ針がささって出て来た。(享保13年7月17日=八代将軍吉宗の治世、田付氏が自ら記して高岩寺に奉納された「霊験記」より)


とげぬき地蔵尊高岩寺の周辺図


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