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上川原日枝神社|昭島市上川原町の神社

上川原日枝神社の概要

上川原日枝神社は、昭島市上川原町にある神社です。上川原日枝神社の創建年代等は不詳ながら、上川原熊野神社よりも古い創建で、当社が上川原村の鎮守社だったと伝えられるといいます。

上川原日枝神社
上川原日枝神社の概要
社号 日枝神社
祭神 日本武尊
相殿 大山咋命
境内社 正一位稲荷神社、天神社、竜田寺稲荷社、境外社:惣十郎稲荷・浅間・神明社
住所 昭島市上川原町2-18-5
祭日 9月29日
備考 -



上川原日枝神社の由緒

上川原日枝神社は、天正7年(1579)或いはそれ以前の創建であろうといいます。

新編武蔵風土記稿による上川原日枝神社の由緒

(上河原村)
山王権現社
社地除、三段三畝十歩、小社、村の西にあり。
稲荷社
社地除、二段、小社、村の西北にあり、村内龍田寺持 (新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による上川原日枝神社の由緒

昔は山王権現と呼んでいた。弘化四年(一八四七)未二月の「寺社御政ニ付書上候」には「御除地一鎮守山王権現村持右宮勧誘之儀者年代相分り不小叩候但し祭礼之儀は九月二十九日年柄に依り神子神参仕候」とあり、別に朱書きで添書して「天正七己卯年三月勧請祭神一座日本武尊、神体草薙剣と去、宝剣内侍所」とあることから、創建は天正七年(一五七九)であると思われる(指田光信家所蔵文書)明和元年(一七六四)九月山王大権現本社再建、文化十一年(一八一五)九月指田金右衛門(光信家先祖)宅地内の木を伐採して山王宮の鳥居を建立、文政三年(一八二一)四月に山王宮上屋葺替(指田十次家記録)、現在の拝殿は境内の木を伐採して氏子がつくる。昭和八年春に落成。しかし日枝神社の祭神は大山咋命で、近江の比叡山の守護神で全国各地の山王権現はおおむねそれであるのに、当社が日本武尊を主祭神とし、大山咋命を配祀するのは、珍らしい。(東京都神社名鑑より)

「昭島市史」による上川原日枝神社の由緒

日枝神社(上川原町)
『新編武蔵風土記稿』には「山王権現」と記され、また、弘化四(一八四七)年の『寺社御改二付書上帳』(指田方吉家文書)にも「山王権現」とあり、日枝神社はもともと山王権現と呼ばれていた。祭礼は毎年九月二九日としていたことが知られる。さらに、この文書には朱書で「天正七年己卯年三月勧請、祭神一座日本武尊 神体草薙剣云々、宝剣内侍所」と記されており、創建は天正七(一五七九)年とされているが、この文書の前半の部分で「勧請之儀者年代相分リ不申候」とあり、不明である。明和元(一七六四)年に本社再建の記録が通っているように、江戸時代に入ってから寄進者が多くなり、鳥居の建立、石燈篭の奉納、屋根の葺替えが行われている。鎮守の神社として多くの信仰を集めていたことが伺えよう。末社に浅間神社(惣十郎稲荷・浅間・神明社)がある。(「昭島市史」より)


上川原日枝神社の周辺図

参考資料
  • 新編武蔵風土記稿
  • 東京都神社名鑑
  • 「昭島市史」