大松木ノ下稲荷神社|小金井市本町の神社

猫の足あとによる多摩地区寺社案内

大松木ノ下稲荷神社|小金井市本町の神社

大松木ノ下稲荷神社の概要

大松木ノ下稲荷神社は、小金井市本町にある神社です。大松木ノ下稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、境内に江戸時代末期以降の石造物が残されているといいます。

大松木ノ下稲荷神社
大松木ノ下稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 倉稲魂神
相殿 -
境内社 -
住所 小金井市本町3-8
祭日 -
備考 -



大松木ノ下稲荷神社の由緒

大松木ノ下稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、境内に江戸時代末期以降の石造物が残されているといいます。

小金井市教育委員会掲示による大松木ノ下稲荷神社の由緒

大松木ノ下の稲荷
この稲荷は、境内に御神木の大きな松の木があったころから名付けられ、「赤稲荷」とも呼ばれていました。
境内に五基の石造物があります。右が年号不明の青面金剛庚申塔で、その左が寛政四年(一七九二)に地元の上山谷講中が建てた笠付の青面金剛庚申塔です。正面に青面金剛・日月・一鬼・三猿を刻み、江戸時代後期の典型的な庚申塔です。
次が享和二年(一八〇二)造立の石灯籠で、「榛名大権現・大山大権現」と刻まれており、当時の山岳信仰を示すものです。隣の石灯籠は、年代は不明ですが、「前沢村・南野中新田・砂川村・貫井村・梶尾新田」等近隣村々の「籠細工講中」が寄進したものです。
左の石の祠は、明治七年(一八七四)に「大鋸棟梁」(木挽職人)が寄進したものです。籠細工や木挽といった職人組合が寄進した石造物は大変珍しく、この稲荷は地元ばかりでなく、近隣の村々まで広く人々の信仰をあつめていました。(小金井市教育委員会掲示より)


大松木ノ下稲荷神社の周辺図


参考資料

  • 小金井市教育委員会掲示