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落合白山神社|多摩市落合の神社

落合白山神社の概要

落合白山神社は、多摩市落合にある神社です。落合白山神社の創建年代は不詳ですが、当社の神体は平安時代(1180)頃のものであるともいい、八王子代官小宮山八兵衛助為と東福寺法印円能坊とが石川県の白山比咩神社を元和4年(1618)に勧請して創建したといいます。江戸時代には、落合村(小名:青木葉、なら原、上ノ根、山王下、臺ノ下、中澤、二段田、高岸、龍田、長坂、唐木田)の鎮守社となっており、社領10石の御朱印状を拝領していたといいます。

落合白山神社
落合白山神社の概要
社号 白山神社
祭神 伊弉諾命、伊弉冉命
相殿 -
境内社 稲荷社
住所 多摩市落合2-2-1
祭日 9月第三日曜日
備考 落合村の鎮守



落合白山神社の由緒

落合白山神社の創建年代は不詳ですが、当社の神体は平安時代(1180)頃のものであるともいい、八王子代官小宮山八兵衛助為と東福寺法印円能坊とが石川県の白山比咩神社を元和4年(1618)に勧請して創建したといいます。江戸時代には、落合村(小名:青木葉、なら原、上ノ根、山王下、臺ノ下、中澤、二段田、高岸、龍田、長坂、唐木田)の鎮守社となっており、社領10石の御朱印状を拝領していたといいます。

新編武蔵風土記稿による落合白山神社の由緒

(落合村)白山社
青木葉にあり、村の鎮守なり、社領十石の御朱印をたまはる、棟札に元和四年霜月十日、大旦那小宮山八兵衛助為別當圓能法師とあり、この時の勧請なるにや神體は馬上の像なり、長一尺ばかり、社上に覆屋あり、二間半四方、石階六十三級ばかり、下鳥居を立、例祭は八月十五日なりといふ。
本地堂。石階二十級ほどの上にあり、三間四方、十一面観音の像、長一尺三寸。
宝篋塔。堂の側にあり
別當東福寺
同所にあり、新義真言宗にて、高幡村金剛寺末、青木山と號す、或は落合山とも呼べり、元和年中の草創にて、開山は僧の圓能なり、本尊不動木の立像にて、長三尺、本堂五間に七間、相傳ふ、古は社司蓮善坊と云山伏なりしが、慶長の比東福寺この地に移りしとぞ、東福寺は昔上落合の堀合堰と云所にありしといへり、今は白山社の西に在。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による落合白山神社の由緒

白山神社(落合1256)
元和四年(一六一八)十一月十一日、石川県の白山比咩神社を八王子代官小宮山八兵衛助為と、法印円能坊により勧請した。慶安元年(一六四八)七月十九日より九回の朱印社領十石を賜わる。享保年間(一七一六~三五)社殿再建する。もと妙理白山大権現と称した。(東京都神社名鑑より)

「多摩市史」による落合白山神社の由緒

【白山社】落合村字音木葉、東福寺境内にあった村の鎮守社。社領として慶安元年七月以来朱印地一〇石、別当は東福寺で、例祭は八月十五日であった。『風土記稿』に記されている元和四年(一六一八)の棟札にある「大旦那小宮山八兵衛助為・別当円能法師」の文言および「元和四年十一月座鋪覚帳写」と、東福寺に関する記述から、元和四年以前、中世以来当地にあった白山社に隣接して東福寺が移転、別当の任に当たるようになったのではなかろうか。寛政二年の東福寺の書上に、白山宮の社殿は五間四方と記載されている。(「多摩市史」より)

境内掲示による落合白山神社の由緒

当白山神社創建の年代は詳でありませんが、御神体として祀られている木造の神像七軀は遠く平安時代(一一八〇)に遡ると評されて居ります。
古い年代より神前において五穀豊穣、家運の隆昌・子孫の繁栄が祈願されていたものであることが理解されます。
近代に入りましては江戸時代の初期元和四年(一六一八)霜月十日と録された当社の棟札には柚木領落合村を支配していた八王子代官小宮山八兵衛助為が大旦那となって東福寺別当圓能に村人が助力して加賀・白山大権現の神霊を勧請した次第が明らかにされて居ります。
新編武蔵風土記稿に、「古は社司蓮善坊と云山伏なりしが、慶長の比東福寺この地に移りしとぞ、東福寺は昔上落合の堀合堰と云所にありしといへり、今は白山社の西に在り」と伝えて居ります。
唐木田・中組・山王下・青木葉・上ノ根を云う五字の鎮守として祀られて居ります。
この地は府中より鎌倉に通じる相模道に面した静かなたたずまいではありますが慶安(一六四八)年中に御朱印十石を賜わるなど歴史的意義を秘める神社であった訳です。
今回の造営に当りまして社殿は白山大権現の象徴である本殿・拝殿一体構造の権現造りです。
これはニュータウンと云う最新の景観に古い様式を巧に用いて神社の尊厳と祖先からの伝承を調和させようと意図したものです。
祭神はイザナギ・イザナミの二神である。(境内掲示より)


落合白山神社の周辺図

参考資料
  • 新編武蔵風土記稿
  • 東京都神社名鑑
  • 「多摩市史」