飛木稲荷神社|墨田区押上の神社
飛木稲荷神社の概要
飛木稲荷神社は、暴風雨の際にイチョウの枝が飛んできてこの地に刺さり、いつの間にか亭々とそびえたという言い伝えから飛木稲荷神社と命名されています。イチョウの木は樹齢500-600年と言われ、区内にあるイチョウの木では最古の木と言われています。
| 社号 | 飛木稲荷神社 |
|---|---|
| 祭神 | 宇迦之御霊神 |
| 相殿 | - |
| 境内社 | 日枝神社、奥社稲荷神社 |
| 住所 | 墨田区押上2-39-6 |
| 祭日 | 例祭日9月17日 |
| 備考 | - |
飛木稲荷神社の由緒
飛木稲荷神社の創建年代は不詳ですが、暴風雨の際にイチョウの枝が飛んできてこの地に刺さり、いつの間にか亭々とそびえたという言い伝えから飛木稲荷神社と命名されています。
新編武蔵風土記稿による飛木稲荷神社の由緒
稲荷社
村の鎮守なり。本地十一面観音、円通寺の持。社前に銀杏の老樹あり。この木、元は隣村寺嶋の耕地にありしか、不測に爰に移れり。故に彼処を飛木耕地と称し、此社を飛木稲荷と号すといへり。
末社山王。
(新編武蔵風土記稿より)
飛木稲荷神社の由緒
言い伝えによると鎌倉幕府の滅亡後、北条氏の一門が逃れてこの地に転住し、稲荷大明神を奉祀したのに始まるとされています。
別の言い伝えでは、ある時、暴風雨の際にイチョウの枝が飛んできてこの地に刺さり、いつの間にか亭々とそびえたので、時の人が瑞兆であるとして稲荷神社を祀ったともいわれています。
また、当社は古来「請地の七竈」といわれ、明治2年の「神社明細帳」には、応仁2年(1468)の創建とされています。
飛木稲荷神社にある文化財
- 飛木稲荷の大イチョウ(墨田区指定天然記念物)
- 寛政9年(1797)銘鳥居
- 天保7年(1836)銘燈籠
飛木稲荷の大イチョウ
神社の名前に由来する御神木で、目通り約4.8メートルもあり、樹齢も五、六百年はくだらない区内随一の大木です。戦災で一部が焼失し、樹高も15メートルと低いが、近年いきおいを盛り返し、樹形も整ってきています。
江戸時代以前、このあたりは利根川(瀬替以前)の川口で、川の運ぶ堆積物により陸地化が進んできたところです。葛西地域の西の海岸線の一部となっており、平安・鎌倉時代あたりから、後の本所・向島の境ともなる古川沿いに自然堤防となっていたと推定されます。
江戸時代この辺りは寺島新田と呼ばれ、順次開拓されていく様子もうかがえます。
このいちょうの大木は、その自然堤防に育った歴史の証しといえます。(墨田区教育委員会掲示)
飛木稲荷神社の周辺図
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飛木稲荷神社鳥居
飛木稲荷神社神楽殿