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代々木山雲照寺|渋谷区西原にある東寺真言宗寺院

雲照寺の概要

東寺真言宗寺院の雲照寺は、代々木山と号し、東寺真言宗の別格本山です。雲照寺は、明治時代の名僧釈雲照が開いた目白僧園が、雲照の歿後生前の高徳を慕って、大正十年小石川目白台にあった京都東寺の末寺蔵王寺を、当地に移転させ雲照寺と改めたといいます。東京三十三観音霊場12番です。

雲照寺
雲照寺の概要
山号 代々木山
院号 -
寺号 雲照寺
住所 渋谷区西原3-31-1
宗派 東寺真言宗
葬儀・墓地 -
備考 -



雲照寺の縁起

雲照寺は、明治時代の名僧釈雲照が開いた目白僧園が、雲照の歿後生前の高徳を慕って、大正十年小石川目白台にあった京都東寺の末寺蔵王寺を、当地に移転させ雲照寺と改めたといいます。

「渋谷区史」による雲照寺の縁起

雲照寺(代々木西原町四二番地)
真言宗、明治時代の名僧釈雲照の開いた目白僧園の団体が、雲照の歿後生前の高徳を慕い、大正十年小石川目白台にあつた京都東寺の末寺蔵王寺を、幡ヶ谷に移し、同時に雲照寺と改めた。即ち現在の場所である。同十三年に建築が完成した。開基は住職釈真戒である。(「渋谷区史」より)

「小石川区史」による雲照寺の縁起

白馬山雲照寺吉祥院。真言宗東寺派で、滋賀縣石山寺末。本尊は不動明王。當寺は元近江國石山寺の洛中四十九院の一ヶ寺で、寛元三年の頃實仙法印が止宿したに創り、中頃衰微したのを、承應元年に宥圓法印が再建した。後まだ荒廢に歸したが明治二至り、正法律復興の名僧雲照律師に歸依せる三浦観樹将軍、大隈侯、岩崎男等が律師の常轉法輪の道場として、明治三十三年現在の地に一寺を發願建立し、石山吉祥院の寺跡を寫したのがその由来である。明治四十三年官許を得、吉祥院を公稱して今日に至つた。(「小石川区史」より)


雲照寺所蔵の文化財

  • 木造十一面観音立像(区指定有形文化財)
  • 絹本著色仏涅槃図(区指定有形文化財)
  • 庚申塔・板碑

庚申塔・板碑

江戸時代の民間信仰のひとつに庚申講がありました。初期には六十日ごとに講中(グループ)が集まって念仏を唱え、長寿を祈る行事でしたが、のちにレクリエーションに変わっていったようです。
その信仰の対象がこの庚申塔で、青面金剛、天邪鬼、日月、三猿、二鶏その他が彫ってあり、寛文十二年(1672)の銘が刻まれている立派なものです。
板碑は、鎌倉時代頃から作られはじめた卒塔婆の一種です。うすく割った石の頭部を三角形に作り、上部に二本の横線を刻み、その下に阿弥陀の梵字を彫ってあります。造立年代は不明ですが、本区の中世史研究に欠くことのできない大切な資料です。(渋谷区教育委員会掲示より)

雲照寺の周辺図