観音寺|世田谷区下馬にある天台宗系単立寺院

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世田谷山観音寺|事業家・大僧正睦賢和尚が昭和25年に創建、江戸三十三観音霊場

観音寺の概要

天台宗系単立寺院の観音寺は、世田谷山と号します。観音寺は、事業家であった大僧正睦賢和尚が昭和25年に創建したといいます。江戸三十三観音霊場32番です。

観音寺
観音寺の概要
山号 世田谷山
院号 -
寺号 観音寺
住所 世田谷区下馬4-9-4
本尊 聖観音菩薩像
宗派 天台宗系単立
葬儀・墓地 -
備考 江戸三十三観音霊場32番



観音寺の縁起

観音寺は、事業家であった大僧正睦賢和尚が昭和25年に創建したといいます。

せたがや社寺と史跡による観音寺の縁起

本尊は聖観音菩薩、天台宗。
本寺は、三軒茶屋の東南約1.5km、学芸大学北隣にある。創建は昭和25年5月13日で区内で最も新しい寺である。開山の大僧正睦賢和尚はもと事業家であったが、感ずるところあって私財を投じて本寺を設立した。
観音堂には、聖観音菩薩(1000年以上昔のものといわれるが年代不詳)の他、日光菩薩、月光菩薩(天平時代の作)、十六羅漢など安置されている。また、不動堂(六角堂)には、国宝の大聖不動明王と八大童子、羅漢などを安置、不動明王は運慶の孫の康円の作、八大童子を伴った不動明王は関東随ーといわれている。
本堂左の特攻観音堂には、本尊の特攻観音として大和法隆寺の夢たがえ観音を模作した2体が安置され、太平洋戦争で散った特攻隊員4704名の霊が祀られている。
また、阿弥陀堂は金閣を模した3階建で、富山より移築したむので、阿弥陀、羅漢、韋駄天、地蔵などを配る。(せたがや社寺と史跡より)


観音寺の周辺図