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興徳寺。さいたま市西区宮前町にある曹洞宗系単立寺院

興徳寺の概要

曹洞宗系単立寺院の興徳寺は、宮前山と号します。興徳寺の創建年代等は不詳ながら、上内野村(西区宮前町)見村伝右衛門が開基となり天和2年(1682)に創建したのではないかといいます。

興徳寺
興徳寺の概要
山号 宮前山
院号 -
寺号 興徳寺
住所 さいたま市西区宮前町1700
宗派 曹洞宗系単立
葬儀・墓地 -
備考 -



興徳寺の縁起

興徳寺の創建年代等は不詳ながら、上内野村(西区宮前町)見村伝右衛門が開基となり天和2年(1682)に創建したのではないかといいます。

新編武蔵風土記稿による興徳寺の縁起

(上内野村)興福寺
禅宗曹洞派、辨財村昌福寺の末、宮前山と號す、本尊は虚空蔵なり。(新編武蔵風土記稿より)


興徳寺所蔵の文化財

  • 興福寺木造虚空蔵菩薩坐像一体(さいたま市指定有形文化財)
  • 興福寺木造地蔵菩薩坐像一躰(さいたま市指定有形文化財)
  • 興福寺木造弥勒菩薩坐像一体(さいたま市指定有形文化財)

虚空蔵菩薩坐像・地蔵菩薩坐像・弥勒菩薩坐像各一体(さいたま市指定有形文化財)

本寺は、虚空蔵菩薩を中尊とし、弥勒菩薩と地蔵菩薩を脇侍とする三尊が旧本尊として伝えられてきました。天和二年(一六八二)、上内野村<現西区宮前町>見村伝右衛門の開基と伝えられていますが、境内からは中世期にさかのぼる古瓦が出土していますので、創建以前に同地に仏堂があったと考えられています。
三尊の組合せについての典拠は不明ですが、地蔵菩薩坐像が最も古く、室町時代前期の製作と考えられています。台座・両手先・裳裾・彩色は後世の手になりますが、中世の地蔵信仰を伝える好資料といえます。
虚空蔵菩薩坐像と弥勒菩薩坐像は、様式・構造上同一仏師あるいは同一工房によって同時期に製作されたもので、室町時代後期の作例と考えられます。また、その造像技法から鎌倉地方仏師系の作例と見られます。
一ヶ寺に、室町時代の様式変遷を物語る作例が三例も存在するのは、市内では珍しく、大変貴重なものです。(宗教法人興徳寺・さいたま市教育委員会掲示より)

興徳寺の周辺図

参考資料
  • 「新編武蔵風土記稿」