荒沢不動堂。新座市馬場にある寺院

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荒沢不動堂。行者長性院久海が延宝2年に建立

荒沢不動堂の概要

荒沢不動堂は、新座市馬場にある寺院です。荒沢不動堂は、行者長性院久海が延宝2年(1674)に建立したといいます。

荒沢不動堂
荒沢不動堂の概要
山号 -
院号 -
寺号 荒沢不動堂
住所 新座市馬場2-12
宗派
葬儀・墓地 -
備考 -



荒沢不動堂の縁起

荒沢不動堂は、行者長性院久海が延宝2年(1674)に建立したといいます。

新座市教育委員会・新座市文化財保護審議委員会掲示による荒沢不動堂の縁起

荒沢不動尊
この不動尊は、一般に「荒沢不動尊」と呼ばれています。本尊の不動明王は、高さ一・五メートルの石造不動明王で、江戸時代の延宝二年(一六七四)に造立されました。
刻文に「水火持戒行者長性院久海 于時延宝二甲寅年二月二十七日 敬白」とあり、行者久海によって、今から三百十八年前に建立されたことが判ります。
矜羯羅・制咤迦の二童子を左右に従えた不動明王は岩座に立ち右手に宝剣、左手に羂索を持ち、舟型光背は火焔を表現しています。
この不動明王は、現在お堂の背後に雨ざらしになって立っています。これは未だに修行中なので屋根がけを嫌い、かつて何度も屋根がけをして祀ろうとしましたが、必ず火事で焼けてしまったということです。
この不動尊の前を通る道は、旧江戸往還道で、当時は人馬の往来が多い道でした。(新座市教育委員会・新座市文化財保護審議委員会掲示より)

新編武蔵風土記稿による荒沢不動堂の縁起

(上片山村・下片山村とも)
記載なし(新編武蔵風土記稿より)


荒沢不動堂の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿