耕雲寺。桑原修理大夫某が開基

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耕雲寺。伊勢原市田中にある臨済宗建長寺派寺院

耕雲寺の概要

臨済宗建長寺派寺院の耕雲寺は、田中山と号します。耕雲寺は、桑原修理大夫某が開基、徳雲碩長(元亀2年1571年卒)が開山となり、享禄元年(1528年)に創建したといいます。

耕雲寺
耕雲寺の概要
山号 田中山
院号 -
寺号 耕雲寺
本尊 延命地蔵菩薩像
住所 伊勢原市田中1161
宗派 臨済宗建長寺派
葬儀・墓地 -
備考 -



耕雲寺の縁起

耕雲寺は、桑原修理大夫某が開基、徳雲碩長(元亀2年1571年卒)が開山となり、享禄元年(1528年)に創建したといいます。

新編相模国風土記稿による耕雲寺の縁起

(田中村)耕雲寺
田中山と號す、臨済宗鎌倉建長寺末、享禄元年四月創建す、開山徳雲碩長、元亀二年廿日卒、開基桑原修理大夫某と云傳ふ、卒年詳ならず、按ずるに、村の総説に載せし永禄の頃、當所の地頭桑原修理亮と同人なるべし。
本尊延命地蔵、長五寸恵心作を安ず、古境外南方に當寺の荼毘所ありしが後一寺を建つ、鑑照寺是なり。
金毘羅社。(新編相模国風土記稿より)


耕雲寺所蔵の文化財

  • 大山道道標

大山道道標

江戸時代、享保十三年(一七二八)の造立。元は咳止地蔵尊の所にあった。庚申塔であり、「おふや満みち」「ひなた道」と彫られ、柏尾通り大山道と矢倉沢往還(青山通り)の分岐点に位置していた。(境内掲示より)


耕雲寺の周辺図