本一色天祖神社|江戸川区本一色の神社

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本一色天祖神社|本一色村の鎮守社、西の宮

本一色天祖神社の概要

本一色天祖神社は、江戸川区本一色にある天祖神社です。本一色天祖神社の創建年代は不詳ですが、神明社と称し、本一色村の鎮守社だったといいます。興之宮村の鎮守興之宮天祖神社を東の宮、当社を西の宮と称していたといいます。本一色村にあった鹿島神社、須賀神社、北野神社を合併しています。

本一色天祖神社
本一色天祖神社の概要
社号 天祖神社
祭神 天照大神、経津主命、武甕槌命
相殿 -
境内社 鹿島神社、浅間神社、須賀神社
住所 江戸川区本一色1-11-25
備考 新小岩香取神社が兼務



本一色天祖神社の由緒

本一色天祖神社の創建年代は不詳ですが、神明社と称し、本一色村の鎮守社だったといいます。興之宮村の鎮守興之宮天祖神社を東の宮、当社を西の宮と称していたといいます。本一色村にあった鹿島神社、須賀神社、北野神社を合併しています。

「江戸川区史」による本一色天祖神社の由緒

祖神社(本一色町三七四番地)
旧本一色町の鎮守で三社明神といった。無格社で創建は不詳、円勝寺が別当であった。興之宮に対し「西の宮」という。石の小祠があり、浅間神社は木乃花咲也姫命をまつり、もと神明社といった。昭和二十五年本一色町一二八五番地から移された。鹿島神社は祭神武甕槌尊で、元禄八年六月村内の名主甚兵衛ほか数名の者が創建したという。昭和二十五年本一色町九五〇番地から移された。(「江戸川区史」より)

新編武蔵風土記稿による本一色天祖神社の由緒

(本一色村)三社明神社。村ノ鎮守トス。神明香取鹿島ヲ合祀ス。
天王社。
神明社。以上三社円勝寺持。
鹿島社。
天神社(註:本一色北野神社)。以上二社光照寺持。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による本一色天祖神社の由緒

創立年代不詳。往古より産土大神として氏子の信仰が厚い。隣村奥ノ宮(興の宮)の三社明神を東の宮といい、本一色村の神明神を西の宮と両村民崇めたたえ、今もってたがいに崇拝している。明治元年御改正に付、西小松川香取神社亀井永信より信太郎、悦造、現瑞雄兼務神勤する。本一色天祖神社にて一句「書おぼろ蛙は背中まるくして」(鳴瀬)の一句あり。例年二月節分には道ケ嶋香取神社に数名の総代代表して参列奉幣をする。(東京都神社名鑑より)

本一色天祖神社の周辺図