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覚王寺|船橋市本町にある真言宗豊山派寺院

覚王寺の概要

船橋市本町にある真言宗豊山派寺院の覚王寺は、長命山金剛院と号します。覚王寺の創建年代等は不詳ながら、江戸時代には近隣に末寺・門徒寺を擁する小本寺格の寺院だったといいます。

覚王寺
覚王寺の概要
山号 長命山
院号 金剛院
寺号 覚王寺
住所 船橋市本町3-24-6
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



覚王寺の縁起

覚王寺の創建年代等は不詳ながら、室町時代後期の開創と伝えられ、江戸時代寛文〜元禄頃から隆盛、近隣に末寺・門徒寺を擁していたといいます。

「船橋市史」による覚王寺の縁起

(九日市村)覚王寺
真言宗。長命山金剛院と号する。前記村鑑には、本尊は観世音とある。寛永十年本末寺帳には、千手院(佐倉市井野)の末寺として載せられている。「真言本末」によれば、同じく千手院直末で、覚王寺自身も末寺として九日市村円蔵院・同村不動院・夏見村薬王寺、門徒寺として九日市村長栄寺・五日市村専蔵院・海神村地蔵院・稲荷木村(市川市)福王寺・金杉村金蔵寺・前原村明光院を配下としていた。「船橋村書上帳」には境内五反三畝六歩とある。(「船橋市史」より)


覚王寺所蔵の文化財

  • 難陀龍王堂(市指定文化財)

難陀龍王堂

覚王寺は真言宗豊山派の寺院で、室町時代後期の開創と伝えられ、江戸時代寛文〜元禄頃から隆盛したといわれる。
龍王堂の本尊難陀龍王は海上守護の神で、龍神様として船橋漁師町の人々の信仰を集めてきた。覚王寺年中行事記によれば、毎年4月3日には海上安全・豊漁祈願のための難陀龍王護摩供が修され、護符が配られたという。
現在の堂は嘉永3年(1850)に再建された。その時の棟札が残されており、大工棟梁は船橋九日市の芝谷兼吉平政保である。寺伝によれば、江戸時代末期には津波の被害により伽藍が荒廃していたが、その当時の住職が本堂再建を企画し、難陀龍王堂も再建したという。
総欅造、形式は一間社流造である。全体を覆う彫刻がこの堂を特徴づけている。彫刻師は江戸長谷川町の松田乙次郎藤原一元である。正面(南)の彫刻は龍、北・東・西面は仙人や仙女であり、彫りが深く立体感のある表現で、躍動感にあふれており見事である。(船橋市教育委員会掲示より)

覚王寺の周辺図


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参考資料
  • 船橋市史