廣徳院|千葉市花見川区検見川町にある真言宗豊山派寺院

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覺王山廣徳院|千葉寺十善講八十八ヶ所霊

廣徳院の概要

真言宗豊山派寺院の廣徳院は、覺王山中臺寺と号します。廣徳院は、宝亀5年(774)の創建だといいます。千葉寺十善講八十八所28番です。

廣徳院
廣徳院の概要
山号 覺王山
院号 廣徳院
寺号 中臺寺
住所 千葉市花見川区検見川町1-106-5
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



廣徳院の縁起

廣徳院は、宝亀5年(774)の創建だといいます。

「千葉縣千葉郡誌」による廣徳院の縁起

廣徳院(寳幢寺末)
本寺院は検見川の西北端にあり。覺王山中臺寺と號す。光仁天王寳亀五年の建立なりと。真言宗に属す。文政年五月火災に遇ひ、堂宇悉く焼失す。為に什器寳物記録等一切を失ひ、其の詳しきを知るに由なし。現今の堂宇は其の再建せしものなり。境内に浪切不動を安置す、賽客頗る多し。
堂宇二十間、庫裡間口四間三尺奥行六間三尺有り、境内坪数八百四十一坪有り、仝内には大銀杏は高く空を払ふて宏壮の感を懐しむ。目下住職は萩田保任氏なり。境外所有地二町五反七畝三歩有り、檀徒人員千二百五十人あり。由緒不詳。(「千葉縣千葉郡誌」より)


廣徳院の周辺図