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無量院|我孫子市青山にある真言宗豊山派寺院

無量院の概要

我孫子市青山にある真言宗豊山派寺院の無量院は、日照山と号します。無量院の創建年代等は不詳ながら、正和元年(1312)銘の板碑や、室町時代の作と見られる十一面観音像などから、古くよりの創始ではないかといいます。新四国相馬霊場八十八ヶ所65番です。

無量院
無量院の概要
山号 日照山
院号 無量院
寺号 -
住所 我孫子市青山162
宗派 真言宗豊山派
葬儀・墓地 -
備考 -



無量院の縁起

無量院の創建年代等は不詳ながら、正和元年(1312)銘の板碑や、室町時代の作と見られる十一面観音像などから、古くよりの創始ではないかといいます。

「我孫子市史」による無量院の縁起

無量院 青山一六二
山号 日照山 真言宗 もと龍泉寺
境内に正和元年(一三一二)銘の板碑がある。それは我孫子では柴崎神社境内出土の永仁六年(一二九八)銘板碑につぐ古い年号のもので、当所が鎌倉時代にさかのぼる在地領主の拠点であり、祭祀の場所ともなっていたことを示す指標とみてよいのではあるまいか。
無量院の草創については古記録がなく、明らかでないが、当寺には室町時代の古作とみられる十一面観音像があって、ここに堂庵が営まれたのも中世にさかのぼることと思われる。
江戸時代には、天和三年(一六八三)銘の石仏に「衆僧敬白」と刻んだものがあり、元禄十三年(一七〇〇)銘の石仏で「法印隆京逆修善根、従龍泉寺閑居」と記したものもあって、ここに僧職が住持していたことが知られる。また、大師堂に安置されている木造弘法、興教両大師像は、相馬霊場創設以前のもので、元来は本堂に置かれていて、真言宗の祖師として礼拝されていたはずである。
安永四年(一七七五)の相馬霊場創設にあたって当寺は第六十五番予州三角寺写し、本尊は十一面観音(像は現存)とされた。かくて、古来の観音信仰がひきつづき行われたのであるが、いつの頃からか、本尊は不動明王に代った。
明治の「寺院明細帳」には、本尊を不動尊とし、「本堂関数間口八間 奥行六間三尺」と記してある。この本堂は江戸時代に建てられたものであり、かなりの規模であったと知られるが、明治三十五年に暴風雨で全壊したと明細帳に書きこまれている。しかし、そのときの復旧については記載がない。現本堂新築以前の建物は昭和二十三年の再建で、農家風のお堂であった。(「我孫子市史」より)


無量院の周辺図

参考資料
  • 我孫子市史