田中稲荷神社|足立区本木北町の神社

猫の足あとによる東京都寺社案内

田中稲荷神社|深川の材木商冬木屋の別邸内に勧請した稲荷神社

田中稲荷神社の概要

田中稲荷神社は、足立区本木北町にある稲荷神社です。田中稲荷神社は、当地にあった深川の材木商冬木屋の別邸内に稲荷神社を勧請して創建したといいます。

田中稲荷神社
田中稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 倉稲魂命
相殿 -
境内社 -
住所 足立区本木北町14-3
備考 -



田中稲荷神社の由緒

田中稲荷神社は、当地にあった深川の材木商冬木屋の別邸内に稲荷神社を勧請して創建したといいます。

「ブックレット足立風土記西新井地区」による田中稲荷神社の由緒

田中稲荷神社(本木北町14)
この社は、冬木屋が建てた別邸内に稲荷神社を勧請したことに始まりました。祭神は宇迦之御魂命です。江戸時代には深川木場の講中が冬木邸に集まり盛大な初午祭りを行い、江戸の人びとの参拝で賑わったといいます。このことを物語るように、境内には1755(宝暦5)年2月に江戸講中・深川講中寄進の手水鉢が残されています。明治になって冬木屋敷は廃邸になったといいますが、その後も地元の人びとの信仰によって現在に及んでいます。(「ブックレット足立風土記西新井地区」より)

田中稲荷神社所蔵の文化財

  • すだじい

イチョウ(足立区指定保存樹)

当神社には保存樹が3本ありますが、この「スダジイ」が一番古く、樹齢は約300年程と伝えられています。長い歴史を見守ってきたこの木を、これからも、地域の宝として大切にし、子孫へ受け継いでいきたいと思います。(足立区掲示より)

田中稲荷神社の周辺図